武蔵野銀、運動選手の就職支援で県内初の内定
武蔵野銀行は2日、日本オリンピック委員会(JOC)と埼玉県が優れた運動選手の就職支援のため7月3日に共催した「JOCアスナビ説明会」を通じ、テコンドーの松井隆弥選手(21)の採用を内定したと発表した。県内でアスナビを通じて運動選手の採用を内定したのは同行が初めて。
テコンドー・キョルギ(組手)の松井選手はさいたま市出身で、日本体育大学を2018年3月に卒業見込み。16年の全日本選手権54キロ級で優勝するなど、日本テコンドー界を代表する選手で、国際大会での活躍も期待されている。同行は「競技に専念できる環境を整え、積極サポートすることで県のスポーツ振興に貢献する」としている。
県はトップアスリートが就職により生活を安定させ、競技に集中できるよう、16年度からアスナビによる支援に取り組んでいる。県スポーツ振興課は「引き続き選手の就職を支援していく」としている。