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タイ、物品税引き上げでビール売り上げ減

■フィッチ・レーティング(米格付け会社) 報告書で、ここ数年、タイで実施された様々な増税の後、ビールの売り上げが5%から14%減少したと指摘。ビールの販売は価格、経済状況に左右されやすいと述べた。

タイ政府は「悪行税」と呼ばれるたばこ、酒類、砂糖を含む飲料にかかる物品税を引き上げたが、酒類の消費が落ち込むプミポン前国王の葬儀の直前に増税したこともあり、ビール会社が最も大きな影響を受けるとみられる。

政府は健康増進を目的に「悪行税」を引き上げ続けている。今回の増税で120億バーツ(約415億円)の税収増を見込み、そのうち50億バーツはビールが占める。

9月16日の増税後、ビール会社はビールの缶やボトル製品につき0.5バーツから2.66バーツ多く物品税を支払うことになっている。小売価格に増税分を転嫁すると、1%から5%の価格上昇になるとアナリストは指摘する。

金融大手DBSで株式調査を担当するバイスプレジデントのアンディ・シム氏によれば、2009年にビールにかかる物品税が27%引き上げられた時など過去の増税時と比べると、価格への影響は小さい。だが、前国王の葬儀とタイミングが重なったことで、ビール会社には逆風となるという。

(バンコク=小野由香子)

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