2017年11月19日(日)

カタルーニャ住民投票「独立賛成9割」 州政府発表
中央政府との対立激化避けられず

ヨーロッパ
2017/10/2 7:56
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 【バルセロナ=白石透冴】スペイン北東部カタルーニャ州で実施された独立を問う住民投票で、州政府は2日未明(日本時間2日朝)、独立に賛成する票が約90%だったと発表した。プチデモン州首相はビデオで声明を出し「独立国家になる権利を得た」と独立を宣言する考えを語った。中央政府は認めない考えで、対立が激しくなるのは避けられない。

独立住民投票が終わった後、バルセロナの広場でカタルーニャの旗を掲げる男性(1日)=ロイター

 州政府が2日未明に開いた記者会見によると、有権者の4割強に当たる約226万票が警察に押収されず開票の対象となった。うち賛成票は約202万票だった。投票には有効となるための最低投票率は設けていない。

 プチデモン氏はビデオ声明で「住民投票は成功した。投票結果を議会に渡す」と話した。州政府は従来、独立派が勝てば48時間以内に独立を宣言すると説明している。

 一方で「カタルーニャ問題は欧州の問題だ。調停を受け入れる用意がある」と欧州連合(EU)の介入も求めた。独立宣言を中央政府が受け入れる可能性は極めて低く、州政府だけの交渉は難しいと判断した。

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