2018年6月18日(月)

レイデオロ、秋初戦快勝 次戦JCで年長馬に挑む

2017/9/30 6:30
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 秋初戦で鮮やかな変身ぶりを見せた。今年の日本ダービー馬レイデオロ(美浦・藤沢和雄厩舎)である。9月24日の神戸新聞杯(阪神、G2・芝2400メートル)で、2着キセキに2馬身差の楽勝。まず目を引いたのはスタートだった。春は伸び上がるような発馬だったが、今回は他馬より速い飛び出し。楽に14頭中4番手の好位置を占めた。スタートで少々勢いをつけても、道中の折り合いに心配がないからこそできる動き方だ。

 スムーズに流れに乗り、直線でクリストフ・ルメール騎手(38)が軽く気合をつけると、一気に後続を引き離し、ゴール前は流していた。コースは違うが、2分24秒6のタイムは、同じ距離のダービーより2秒3も速い。ダービー優勝は、遅い流れを見て向正面で果敢に2番手まで進出したルメールの「腕の勝利」とする見方が多いが、そんな低評価を覆す勝利だ。

 次の目標は3歳馬同士の菊花賞ではなくジャパンカップ(11月26日・東京)。キタサンブラックを筆頭とした年長馬に挑む。実は2011年の3歳三冠馬オルフェーヴル以降、日本ダービー勝ち馬は、優勝後にG1を勝てていない。12年のディープブリランテは英国遠征の1戦で敗れた後に引退。残る4頭はG2を勝っただけで、15年の2冠馬ドゥラメンテもG1は2着惜敗が2度だった。関係者が「まだ完成度は低い」と話すレイデオロ。無事に実戦を重ねることが、飛躍の条件となる。

(野元賢一)

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