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今季初戦で気づいた やはりマラソン依存症?
編集委員 吉田誠一

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2017/9/29 6:30
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 いよいよ私の新しいマラソンシーズンがスタートした。大会に出るようになって14年目を迎える。特に、この4年は思うようにいかないシーズンが続いたが、今季は希望が見えるのだろうか。

ボランティアの学生の激励を受けてゴールに向かう

ボランティアの学生の激励を受けてゴールに向かう

 フルマラソンの今季初戦に選んだのは9月24日のオホーツク網走マラソン(北海道)。景観のいいコースで爽やかに走ろうと考えた。

 冷え込み、雨が落ちるという長期予報もあったので、手袋やアームウオーマー、ハイソックス、ビニールガッパを用意したが、当日はおおむね晴れだった。

 最高気温は22度。予想していたより高い。雲がかかっている間や、木陰は問題ないが、日差しを受けると暑さが気になった。

 幸い体調は良く、網走刑務所前をスタートし、早い段階でリズムをつかんだ。1キロを平均5分のペースで進めて、確実に3時間30分を切ろうというのが戦前のプラン。1キロを4分50秒より速くならないように抑えた。

 すぐ前にそのペースの2人組がいたので、決して抜かさないように心掛け、5キロまでは計算どおり運んだ。

いきなり上り坂の先制パンチ

 しかし、体調がよかろうが、私は上り坂には勝てない。いきなり現れた5キロ過ぎからの急な上りで、脳が意外に大きなダメージを受けた。上りへの苦手意識が先に立ち、失速を抑えられない。上りはだらだらと続き、6キロ過ぎのペースは1キロ=5分29秒まで落ちた。

 これって、ちょっとまずいんじゃない? 先制パンチを受けたボクサーのようになった。極端な上り嫌いなゆえ、脳内のセコンドの「効いてない。効いてない」という声が聞こえない。残念ながら、このパンチは効いてます。

 できることはといえば、下り区間で挽回するしかない。下りで脚を使いすぎるとこれまた大きなダメージが残るのは、夏に挑んだウルトラマラソンの連戦の経験からわかっているが、怖がっている場合ではない。下りは1キロ=4分40秒で飛ばした。

厳しいコースを走り抜け、最後の力を振り絞る

厳しいコースを走り抜け、最後の力を振り絞る

 能取岬の灯台とその背後のオホーツク海が臨める12.5キロからが、このコースのハイライト。その眺めは確かに素晴らしいが、そこはかなりの下り坂。つまり、灯台をぐるりと巡り、14キロで折り返してからはかなりの上りになる。

 それを思うと、下っている最中に心の余裕がなくなり、絶景の楽しみが半減した。残念。悔しいので翌日、車で能取岬を再訪し、景観を楽しみ直してきた。

 20キロまでは、上りでブレーキがかかってしまう分を取り返すため、下りでアクセルを踏む繰り返し。スタートから10キロまでが50分38秒、10~20キロが50分40秒だから、3時間30分を狙うにはそれほど悪くないペースだが、帳尻を合わせているだけだ。

 アップダウンで脚を使いすぎているのがわかり、その認識が脳を痛めつけるからだろう。頭から3時間30分という目標が消えていった。

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