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無人化に向けコンビニ商品にRFIDタグ 村田製作所

日経テクノロジーオンライン

村田製作所は、コンビニで販売する商品にRFIDタグを貼り付け(図1)、購入時の精算処理や、在庫管理を自動化するデモを自動認識総合展(2017年9月13~15日、東京ビッグサイト)で実施した。少子高齢化に伴う労働人口の減少による人手不足の解決策になると同社はみている。

図1 RFIDタグを貼り付けた商品

在庫管理のデモでは、商品棚の棚板に読み取り用アンテナを設置(図2)、棚に置かれている商品にRFIDを貼り付け、在庫や売れ行きをリアルタイムに把握する(図3)。現在の在庫情報だけではなく、一度手に取って戻された回数など、マーケティングに利用する情報も取得できるという。

図2 商品棚の棚板にアンテナを設置
図3 棚にある商品の個数がリアルタイムに表示される

精算時は、指定された箱の中に、複数の商品が入った買い物かごをそのまま置く。箱の側面と底面にRFID読み取り用のアンテナが設置してあり、かごの中の商品を一度にまとめて精算できる(図4)

図4 複数の商品をまとめて精算

村田製作所によるとコンビニでのRFIDタグの利用には、コストやアンテナなどに課題があるという。コストに関しては、コンビニには数百円~数十円の商品があるため、「タグの価格を1円以下にする必要がある」(同社)。

この他の課題として、RFIDのアンテナが水と金属に弱いという点を挙げる。例えば、アンテナ全面がスナック菓子の包装紙などに使われる金属と接触している状態では、情報が正確に読み取れない。実用化の際の対策としては、貼り付け方を工夫したり、箱の中でかごを揺らすなどして、アンテナと金属面が離れている瞬間を作り出し、その間に情報を読み取るなどの方法を考えられるという。

(日経テクノロジーオンライン 松元則雄)

[日経テクノロジーオンライン 2017年9月22日掲載]

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