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ムグルサ「コートで圧倒したい」 攻撃的テニスの源
女子テニス世界1位

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2017/9/20 6:30
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テニスのウィンブルドン選手権で今季、女子シングルスを制した23歳のガルビネ・ムグルサ(スペイン)が9月11日付の世界ランキングで1位になった。1975年に現在のランキング制度を導入してから24人目の世界1位で、スペインの女子選手としては95年のアランチャ・サンチェス・ビカリオ以来2人目になる。東京・有明テニスの森公園で開かれている東レ・パンパシフィック・オープン(16~24日)出場のために来日したムグルサに話を聞いた。

ムグルサは「できるだけ長い間、トップでいたい」と語る

ムグルサは「できるだけ長い間、トップでいたい」と語る

男子シングルスの世界1位はラファエル・ナダル(31)。男女ともに同じ国の出身者が世界1位になるのは2003年の米国(アンドレ・アガシ、セリーナ・ウィリアムズ)以来だ。「どの選手もいつか世界1位になるのが目標だから、うれしい。しかも大好きな東京に世界1位で来られた。自分よりも(世界ランクが)上に誰もいないのは変な感じもするけれど、いい気分だわ。できるだけ長い間、トップでいたい」と話す。ちなみに「大好きな東京」というのはリップサービスではないようだ。本格的にツアーを回り始めた12年以降、足首をケガした13年を除けば毎年東京でプレーしているのだ。

1年前の私と今の私では全然違う

この1年は苦しい時期も長かった。昨年の全仏オープンで四大大会を初優勝、世界ランクも2位まで上がった。しかし、その後、勝てない時期が続き、今年のウィンブルドン選手権前は世界15位までランキングを落としていた。「四大大会を勝つというのはすごく衝撃的なこと。初めて勝ったときはどれほどすごいことで、何が起こるのか全くわかっていなかったから、注目されることに戸惑ってしまった。2回目の四大大会優勝も衝撃的だったけれど、状況は理解できたから大丈夫だった。1年前の私と今の私では全然違う選手だと思う」。今年はウィンブルドン選手権の約1カ月後に米シンシナティで行われたプレミア大会も制している。

女子選手も長身のプレーヤーが増え、182センチという身長はそれほど珍しくはないが、ムグルサは際立ってスリムだ。しかし、その外見からは想像もつかないほどの強打の持ち主で、攻撃的なプレーをする。16年の全仏決勝でセリーナ・ウィリアムズ、今年のウィンブルドン決勝では姉のビーナス・ウィリアムズ(ともに米国)と対戦し、強打の打ち合いを最後はパワーで制している。そのパワーはどこから来るのだろうか。「まず私はコート上では(相手を)圧倒したいタイプ。だってコート上には2人しかいなくて、どちらかしか勝たないのだから。こうした攻撃的なプレーが性格的にも合っていると思う。スペイン選手の中では珍しいタイプだけれど」

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