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関西IT、働き方改革 人材確保へ勤務条件工夫
ODK、6シフトで分散 モノタロウ、出社時間柔軟に

2017/9/2 13:56
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関西のIT(情報技術)企業の間でシステムエンジニア(SE)の働く時間を柔軟にする動きが広がっている。ODKソリューションズは10月にシフト勤務制を導入し、MonotaRO(モノタロウ)も8月からフレックスタイム制度を始めた。IT企業は首都圏に集中し関西ではSEを集めにくいとされる。大手が働き方改革を急いでおり関西勢も対抗する。

ODKは作業が深夜まで続いた場合、次の日は午後から仕事を始められるようにする

ODKは作業が深夜まで続いた場合、次の日は午後から仕事を始められるようにする

ODKは始業と終業の時間を10月から6通りに分けシフト制にする。作業が深夜まで続いた場合は、次の日は午後から仕事を始められる仕組みも導入。忙しい時期の休日を部署ごとに閑散期に振り替えるようにもする。

同社は大学入試のデータ処理が事業の中心で、1~2月に勤務時間が長くなりがち。作業を複数のSEで分担して受け持つようにして負担を分散させる。社員約110人の全てが対象だ。

工具通販大手のモノタロウでは正社員約300人が、始業時間を7時30分~10時の間、終業時間は午後3~8時の間で選べる。これまでは午前9時から午後6時だったが、子育てや介護をしている社員が増えており働きやすいようにした。

帝国データバンクの直近の調査では情報サービス業界では全国70%の企業が「正社員が不足している」という。全業種の平均45%を上回り人手不足感が強い。さらに業界団体の情報サービス産業協会では加盟企業の7割が首都圏だ。

関西には大手が少ないが、中堅IT企業では健康的な働き方ができるようにして、SEを確保しようとしている。NCS&Aは2015年から時間外勤務を減らす取り組みを進め、残業時間は平均3割減った。17年度からは毎月15時間分の給与を、自己研さんや趣味に使える手当てとして支給を始めた。

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