2018年6月24日(日)

ホンダジェットが世界首位、小型ジェットの上期出荷

BP速報
2017/8/22 23:00
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日経テクノロジーオンライン

 ホンダの航空機事業子会社である米Honda Aircraft Companyは2017年8月16日(米国現地時間)、同社が製造する小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」が2017年上期(2017年1~6月)の同カテゴリー出荷台数で首位に立ったことを発表した。出荷台数は米General Aviation Manufacturers Association(GAMA)の調査発表に基づいたものだ。

小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の外観

小型ビジネスジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の外観

 機体の型式は「HA-420」。2017年の第1四半期(2017年1~3月)に15機、同年第2四半期(2017年4~6月)に9機、合計で24機を出荷した。ホンダが小型ジェットで競合に位置付けるブラジルEmbraerの「Phenom」シリーズ、米Cessna Aircraft Companyの「Mustang」や「M2」などを上回る数量だ。

 納入価格は1機あたり平均485万ドル(1ドル=110円換算で5億3350万円)である。年間9000億円、700機の小型ビジネスジェット市場で、ホンダは3割の世界シェアを目指す。ホンダの広報担当者は「順調に生産や販売数が推移している」と自信を見せた。

 ホンダジェットは2基のエンジンを主翼の上に配置する翼上配置の「OTWEM(Over The Wing Engine Mount)」構造を採用した。胴体後部の両脇部分にエンジンを搭載する一般的な小型ビジネスジェット機と比べて、客室内の空間を最大で約2割拡大できる。従来は胴体側に必要だったエンジンを支持する構造を不要とし、居住空間の拡大に成功した。

 同機が搭載するターボファンエンジン「HF120」は、ホンダと米General Electricの合弁会社である米GE Honda Aero Enginesが開発したものである。

 航続可能距離は2265kmで最高速度は782km/h。機体寸法は全長12.99×翼幅12.12×全高4.54m。客室寸法は全長5.43×全幅1.52×全高1.46mで、標準仕様機での定員は乗員1名と乗客5名である。

(日経テクノロジーオンライン 窪野薫)

[日経テクノロジーオンライン 2017年8月22日掲載]

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