上昇続く金、米国のインフレ足踏みで資金流入
商品部 金尾久志
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金の国際価格が2ヵ月ぶりの高値圏で推移している。米国のインフレ率が足踏みを続ける中、金市場への資金流入が続いている。米朝関係の緊迫化など、地政学リスクの高まりも「安全資産」とされる金に投資マネーの流入を促している。
指標となるニューヨーク市場の金先物価格は、日本時間16日の時間外取引で1トロイオンス1270ドル台。7月上旬に比べて6%水準を切り上げた。
金相場上昇の背景には米国のインフレ率の低迷が...
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