ホテルリソル、京都進出 18年に3ホテル開業

2017/8/4 6:30
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リソルホールディングスは2018年6月から9月にかけ京都市内に宿泊特化型ホテルを3つ開設する。シニア層の旅行人気の高まりや急増する訪日外国人(インバウンド)需要の取り込みが狙い。客室単価の引き上げを狙い3つのホテルのうち2つは全室ツインルームとする計画。京都進出により同社が運営する宿泊特化型ホテルの数は1.3倍に拡大する。

部屋の机を小さくする代わりにロビーなど共用スペースを広くとり作業ができるようにする(4月にリニューアルオープンしたホテルリソル名古屋のロビー)

部屋の机を小さくする代わりにロビーなど共用スペースを広くとり作業ができるようにする(4月にリニューアルオープンしたホテルリソル名古屋のロビー)

1カ所目として「ホテルリソル京都河原町三条」を18年6月に開く。京阪本線「三条駅」から徒歩4分で観光やビジネスの利用を促す。144室の客室はセミダブルタイプのベッドを中心にし、カップルや女性2人づれの需要を狙う。

106室の「ホテルリソル京都四条室町」と182室の「ホテルリソル京都御池麩屋町」は全室ツインルームタイプで、客室単価は2万円程度のもよう。宴会場のない宿泊特化型とする。シングルルーム主体のホテル事業では客室単価が9000円程度で部屋あたりの収益性が低かった。

共用スペースであるロビーを充実させる代わりに客室内の机は従来よりも小さくする。4月にリニューアルオープンしたホテルリソル名古屋が同様の仕様で好調なことから京都でのビジネスもこれにならう。

不動産サービス大手のCBRE(東京・千代田)によると京都の客室数は16年時点で約2万2400室と東京の2割程度しかない。京都府のビジネスホテルの稼働率は東京を上回る85.4%で全国1位の高い水準にあり、潜在需要は高いと判断した。同社はホテルのほか、ゴルフ場や保養所の運営も手がける。ホテル事業は売上高の4割程度を占める。

(企業報道部 清水孝輔)

[日経産業新聞 2017年8月4日付]

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