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17年世界半導体市場 初の4千億米ドル超、Gartner

日経テクノロジーオンライン

米Gartnerは、2017年の世界半導体市場が4014億米ドルになるとの予測を発表した。その通りになれば、初めて4000億米ドルを突破する。

同社のデータでは2016年の実績に対して16.8%の増加となる。なおWSTS(世界半導体市場統計)のデータでは、2016年の実績値に対して18%の増加があれば、4000億米ドルを超える。WSTSが6月に発表した春季予測では、17年の成長率は11.5%増と予測しており、6ポイント以上の上積みが必要になる。

しかし、このところの半導体の単月の世界売上高の推移を見ていると、17年の18%増はそれほど突飛な数字ではない。1月、2月こそ、単月の世界売上高は対前年同月比は18%以下の増加だったが、3月は18.1%増、4月は20.9%増、5月は22.6%増だった。この勢いがあれば、17年通年での18%増はありそうな気はする。

Gartnerが言うように、製品別ではDRAMとNANDフラッシュメモリーが市場をけん引しているようだ。両方を製造している韓国Samsung Electronics(サムスン電子)の業績は、半導体のおかげで好調だ。メモリー事業が好調なSamsungは、半導体の売上高で、2017年は米Intel(インテル)を抜いて業界トップになるという予測記事が、複数の欧米メディアに見られる。

Gartnerによれば、Intelは1992年にNECから首位の座を奪って以来、ずっと1位をキープしてきた。またSamsungは2002年に2位になって以来、そのポジションにあるという。15年間続いてきたIntelの1位、Samsungの2位という状況が17年にはついに変わるのか。4000億米ドル突破と共に興味深い。

(日経テクノロジーオンライン 小島郁太郎)

[日経テクノロジーオンライン2017年7月12日掲載]

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