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「産学官住」の中核めざす 循環器病センター40年(4)
軌跡

2017/6/30 6:00
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JR東海道本線の岸辺駅に隣接する吹田操車場跡地(大阪府吹田市・摂津市)。2019年度の全面移転に向けて国立循環器病研究センター新施設の建設工事が進む。隣接地にはニプロの本社や国立健康・栄養研究所も移転。産学官が連携して研究開発に取り組み、健康医療分野でイノベーションを目指す。

「北大阪健康医療都市・健都」のイメージ=国立循環器病研究センター提供

「北大阪健康医療都市・健都」のイメージ=国立循環器病研究センター提供

操車場の跡地に建設が進むのは「北大阪健康医療都市・健都(けんと)」。約27ヘクタールの敷地に同センターやニプロなどに加え、市立吹田市民病院、西日本旅客鉄道(JR西日本)の商業施設、近鉄不動産などのマンションが立地する。全国でも珍しい健康医療を前面に出した複合都市になる。

健都の中核を担うのが同センターだ。吹田市の病棟は老朽化のため移転し、床面積は研究所を含めて11万5千平方メートルと現在の約1.5倍。1日当たり約700人の外来患者を見込む。新施設の目玉は、院内に民間企業が研究室を置けるスペースを設けたことだ。

同センターで健都移転を担当する湯元昇・特任部長は「オープンイノベーションの拠点となる」と力を込める。病院内に企業や大学が入るスペースが18あり、今夏から入居する企業などが順次決まる予定だ。本社を移転予定のニプロは「センターと連携した医療機器の共同研究を進めていきたい」と期待する。

隣接地に立つマンションも「国内初の健康住宅」が売りだ。各戸に血圧計など健康をチェックする装置を置いて住民の健康状態を常に見守る。生活習慣を把握して住民に病気の予防につながるアドバイスをしていく。

産学官に加え、住民も参加する「産学官住」の健康医療都市。センターはその中核拠点として生まれ変わろうとしている。

=この項おわり

次回は「高槻ジャズ祭20年へ」

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