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勝負の1投 精度磨く カーリング・SC軽井沢ク
地道に練習 連携高める

2017/6/25 2:30
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 SC軽井沢クのサード清水とリード両角公が口をそろえる。「今年は去年の3倍から4倍くらい陸上トレーニングができている」。別々の地元企業に勤める2人は、今春から週に3回、そろって午前だけの勤務となった。4月にカーリング男子の日本代表として平昌五輪出場を決めたチームは、支援企業の理解を得て、さらにレベルを上げる体制を整えつつある。

スイープ力向上のため、重りをつけた縄を上下させるトレーニングに取り組む清水。奧は両角公(長野県軽井沢町)

スイープ力向上のため、重りをつけた縄を上下させるトレーニングに取り組む清水。奧は両角公(長野県軽井沢町)

 2016年の世界選手権で4位になりながら、17年は7位に終わった。スキップの両角友が課題の一つを口にする。「大会の終盤、氷を掃くスイーパーのブラシの動きが遅くなることがあった」。鵜沢将司トレーナーは「清水と両角公は試合を重ねる中で体のバランスを崩した。長丁場を戦う体ではなかった2人を今、集中的に見ている」。

 鍛錬の時間を得た2人は週に3回、3時間ほどカーリングにつながる、ゆっくりした動きの筋力トレーニングを繰り返す。清水は「去年はジムが開いている時間に間に合わず、走るくらいしかできなかった。今は姿勢がよくなり、体が大きくなったと言われる」。

 チームを運営するNPO法人の職員で、時間の融通がきく両角友とセカンド山口はマイペース調整だ。両角友は走り込み重視。筋力自慢の山口は今、全くバーベルを持たず、七重夫人が営むピラティスの施設で独自のエクササイズに励む。

 夫妻は昨年に続き、5月下旬から2週間ほどハワイに滞在し、脳神経学の知見を取り入れた運動を学んだ。「筋肉と筋肉がつながる感じ。下半身の安定性も増すから、ショットへの効果も大きい」と山口。5月から清水も同じ施設に通う。

 チームは7月3日に始動し、氷に乗る。昨季まで週に2回しかできなかった全体練習は4回に増やす予定だ。試合形式中心だった内容も改め、難度の高いショットを成功させるための連係向上をテーマにするという。

 「(既にあるストーンに当てて有利な位置に動く)ヒットアンドロールが僕らは決まらない。投げ手とスイーパーとスキップのコミュニケーションをもっときめ細かくしたい」と山口。五輪で勝負の1投を決めるため、精度を高める作業を地道に続ける。

(田中克二)=おわり

 SC軽井沢クラブ 総合型地域スポーツクラブ「スポーツコミュニティー軽井沢」のチームとして2005年に始動。07年、両角友佑と山口剛史がクラブ職員となる。清水徹郎、両角の弟・公佑との4人で10年ほど組み、5年連続出場中の世界選手権では16年の4位が最高。

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