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怒とうの逆襲 松山2位 メジャー日本勢最高タイ
初制覇へ膨らむ期待

2017/6/20 2:30
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18日まで行われた男子ゴルフの全米オープン選手権(米ウィスコンシン州・エリンヒルズ=パー72)で、松山英樹が通算12アンダー、276として2位に入った。

5度目の全米オープンを終えた松山の表情には充実感がにじんだ。65をたたきだした2日目に続き、最終日は強風が吹く難コンディションの中、この日のベストスコア66をマーク。「ショットが良かったので楽にプレーできた」と笑顔で振り返る。

ティーショットは安定。14番、18番でアプローチを1メートル足らずに寄せバーディーを奪うなど、秀逸な小技も数々。優勝したブルックス・ケプカ(米国)に肉薄し、前日14位タイから一気に2位タイへと躍進した。

集中力が高まった時の松山の爆発力には目を見張るものがある。2年前のマスターズでは最終日にベストスコア66をマーク、10位から5位に食い込んだ。今年も最終日ベストの67で回り28位から11位に順位を上げた。今大会では予選通過も危ぶまれた2日目、首位と6打差から大逆転をかけた最終日とも攻めるしかない状況だった。スタートは最終組の7組前。重圧はさほどでもない位置から猛チャージした。

メジャーでは1980年全米オープン(バルタスロールGC)の青木功に並ぶ日本人男子最高の2位。青木は「帝王」ジャック・ニクラウスと首位に並んでスタート、激闘を演じ2打差で敗れている。同じ2位でも優勝争いの中身が違うが、初日82位から見事な大逆襲といえよう。2015年マスターズ5位、16年全米プロ4位。日本勢がメジャー3大会でトップ5入りしたのは松山が初めてだ。

世界ランクも日本勢史上最高を更新する2位に浮上した。メジャー初制覇への期待は膨らむばかり。課題を挙げるとすれば、スコアが大きく動き「ムービングデー」と呼ばれる第3ラウンドの戦い方だろう。今回も3日目に71と伸び悩んだのが響き、結果的にケプカをとらえきれなかった。

ただ2月のフェニックスオープン優勝以来のトップ10入りで、胸中の霧は晴れたはず。来月の全英オープン、8月の全米プロが楽しみだ。

(吉良幸雄)

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