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関西の3歳馬G1敗退 巻き返しへ夏の成長期待

3歳馬の頂点を決める第84回日本ダービー(5月28日、G1・東京芝2400メートル)と3歳牝馬の最高峰レース、第78回オークス(同月21日、同)で、関西馬が敗れた。関西馬がどちらも勝てなかったのは1997年以来、20年ぶり。例年、3歳クラシック路線では関西馬が関東馬を圧倒しており、今年のようなケースは珍しい。秋のG1戦線での巻き返しが期待される。

ダービーで敗れた関西馬には今後の成長が期待できる馬も多い=共同

ダービー馬となったレイデオロ、オークスを勝ったソウルスターリングはいずれも美浦・藤沢和雄厩舎の所属。ダービー、オークスともに2~5着を占めるなど関西馬も上位争いに食い込んだが、高い能力を持つ藤沢勢に屈した。98年以降、ダービー、オークスの両方を関西馬が制した年は12回を数え、馬の実力は「西高東低」と言われ続けていた。それだけに、今年は関西馬にとって不名誉な年といえる。

ただ、敗れた関西馬にも逆転のチャンスはある。育ち盛りの3歳馬は夏に一気にパワーアップするケースも多い。特に期待できそうなのはダービーで3着に敗れたアドミラブル(牡、音無秀孝厩舎)だ。ダービーこそ18頭中18番という最外枠が「ついていなかった」(騎乗したミルコ・デムーロ騎手)が、馬体の力強さは出走馬の中でもトップクラスだった。ダービーの直前に3連勝。かなり速いタイムを記録して重賞も勝った。秋も活躍できそうだ。

ダービー2着のスワーヴリチャード(牡、庄野靖志厩舎)も父が晩成型のハーツクライ。今後の成長が見込める。オークスで敗れた牝馬勢も2着のモズカッチャン(鮫島一歩厩舎)、3着のアドマイヤミヤビ(友道康夫厩舎)などは、血統的にこれから本格化しそう。ひと夏越しての挽回に期待したい。

(関根慶太郎)

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