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胸の筋肉で飛ばせ 60歳からの飛距離アップ

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2017/6/12 6:30
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 運動学の権威、川合武司武蔵丘短期大学学長はゴルフの名手としても知られる。78歳となる現在はプレーをすれば毎回エージシュートという実力だが、それを達成できるのは今も250ヤード以上ある飛距離によるところが大きい。なぜそれほど飛ばせるのか。それは胸の筋肉を使っているからだという。しかもシニアの生徒たちがこの方法で皆、飛距離を伸ばしているとのこと。生徒たちとの練習をリポートするとともに、その真意を教授してもらった。(日本経済新聞出版社「書斎のゴルフ VOL.34」から)

埼玉県比企郡吉見町に、武蔵丘短期大学を拠点に活動しているNPO法人武蔵丘スポーツクラブがある。女子サッカーやヨガなどのほかにゴルフも盛んで、ゴルフは武蔵丘短期大学の川合武司学長が自ら指導している。志の高いシニアのゴルファーたちを相手に、川合学長が週に1度、吉見マンモスゴルフセンターでレッスンを行っているのだ。

「かれこれ7年くらいになりますかね。集まる方は近隣の60代から80代のシニアばかりですが、全員で30人くらいになりますね。毎回、大事なポイントを1つだけ教えて、それを2時間しっかり行っています。1人ずつ見て回って、できているかチェックして、できていなければ手取り足取り教えます」

ポイントを1つだけに絞るところが学長の素晴らしいところ。現役時代はバレーボールの全日本選手として活躍し、引退後は順天堂大学で運動学を専門に教鞭(きょうべん)をとり、名誉教授にまでなっている。長年、学生に教えてきた経験が今も生きている。

「2つ以上を一度に教えたら、もうできません。1つに絞る。その1つができたら、2つめを教えるようにします」

こうした教えから、シニアの生徒たちはどんどん上達していく。

「ゴルフはいくつになっても上達できる。それも素人ならなおさらです。伸びしろがたくさんある。だからゴルフが楽しくなる。健康にもなる。長寿もまっとうできるというものです」

そんな川合学長から1本の電話が入ったのは昨年秋。

「胸の筋肉を鍛えると飛ぶようになることがわかりました。しかも腕の骨との連携で方向性までよくなる。実際、私だけでなく、シニアの生徒さんにも大きな効果が出ています」

今号はまさに「飛ばし」が特集テーマ。飛ばすために、腕の振りや体の回転をいう人は多いが、胸の筋肉を指摘する人は見かけない。その真意を伺うべく、年が明けた1月、学長の元を訪れた。

吉見マンモスゴルフセンターに到着すると、すでに20人ほどのシニア生徒たちが2階の打席で球を打っている。学長が声を張り上げる。

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