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将来の活躍や離職、AIで予測 「HRテック」で人材管理
AI&IoTビジネス最前線(4) 岩本隆 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科

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2017/7/7 6:30
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日経ビッグデータ

 テクノロジーを活用した「HRM(Human Resource Management:人材マネジメント)が世界的に盛り上がりを見せている。ビッグデータ分析やディープラーニング(深層学習)を容易に適用できるようになってきたからだ。スタートアップ企業も続々と登場し、株式公開や大手IT(情報技術)企業による買収を実現させている。

 人材マネジメントにテクノロジーを活用する「HRテクノロジー」が世界的に盛り上がりを見せている。だが、この言葉自体は20年近く前から存在する。米国では、「HR TECH」が1998年3月に商標登録されている(2005年3月に商法権放棄)。2000年8月にはLRP Publicationsという会社が、「HR TECHNOLOGY」を商標登録。同社は世界最大級のHRテクノロジーのイベントを毎年開催し、今年で20回目を迎える。

■人材マネジメントの時代

 2010年代前半頃までのHRテクノロジーは、人材マネジメントのあらゆる機能が実装されたシステムを中心にして市場が盛り上がった。

 1980年代後半から、人材採用、人材維持、キャリア計画、能力評価・アセスメント、チーム・個人の能力開発、業績管理、後継者計画、組織開発などの機能を実装したテクノロジースタートアップ企業が多く生まれ、大きく成長した。

 図1に新規株式公開(IPO)またはM&A(合併・買収)によるエグジット(株式を売却して利益を得ること)を実現したHRテクノロジースタートアップ企業の例を示す。

図1 HRテクノロジーのスタートアップ企業の創業から新規株式公開(IPO)や買収までの期間と時価総額。ワークデイのサービスでは離職リスクのある従業員の分析も可能に
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図1 HRテクノロジーのスタートアップ企業の創業から新規株式公開(IPO)や買収までの期間と時価総額。ワークデイのサービスでは離職リスクのある従業員の分析も可能に

 M&Aは数千億円から1兆円規模の売却額で実現し、米コーナーストーンオンデマンドや米ワークデイなどIPOを実現したスタートアップも数千億円から2兆円近い時価総額をつけている。

■人材と財務のデータを連携

 2010年代前半以降、ビッグデータ分析や機械学習、ディープラーニング(深層学習)が容易に活用できるようになり、さらに様々なHRテクノロジースタートアップ企業が生まれてきた。

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