2017年12月17日(日)

六大学野球、学生がPR スポーツビジネス学ぶ

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2017/5/24 6:30
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 1925年から日本の野球界をけん引してきた東京六大学野球。立大の長嶋茂雄選手や法大の江川卓選手など明治神宮野球場を舞台にスター選手を輩出してきた。しかし、近年は学生の大学野球への関心が下がっている。危機感を持つ一般財団法人東京六大学野球連盟は、学生が主体となって六大学野球の活性化策を企画・実践する試みに乗り出した。

オリジナルTシャツを無料配布した

オリジナルTシャツを無料配布した

 「ぜひ、これを着て応援してくださーい!」。14日に行われた六大学野球春季リーグ戦。「早大×立大」と「慶大×明大」の2試合が行われた神宮球場で「TOKYO BIG6 1925」とプリントされたTシャツを片手に、学生を呼び込む一団があった。

 彼らは「東京六大学野球ゼミナール」に所属する学生たちだ。このゼミは六大学野球の活性化策の企画・実践を主な目的に2016年春に1期生12人で結成された。今春には聴講生を含む9人が2期生として加わった。全員が六大学の学生だ。

 配っていたのはミズノの協力を得て、ゼミ生がデザインしたオリジナルのTシャツ。早大・立大・明大のチームカラーのTシャツをそれぞれ100枚限定で学生に無料配布した。

■「お楽しみ」も用意

 このTシャツを着た人には「お楽しみ」も用意した。普段は入ることのできない試合後の神宮球場のグラウンドに寝そべったり、ベンチに座ったりできるようにした。その様子をツイッターなどの交流サイト(SNS)で拡散してもらい、ほかの学生も球場に呼び込もうという作戦だ。

試合後に球場のグラウンドで記念撮影した

試合後に球場のグラウンドで記念撮影した

 この日の試合後には45人がグラウンドに降り立ち、ポーズを取りながらスマートフォン(スマホ)で友人らと思い思いに記念写真を撮っていた。早大1年の男子学生は「この企画の存在は球場に来て初めて知った。次の早慶戦も見に来る」と満足げだ。

 企画を提案したのが法大4年の妻木彩奈さん。「大学生といえばおそろいの服を着てイベントやフェスなどに行く特徴があるので、それを参考にした」と話す。妻木さんはゼミの1期生だ。もともと野球に関心があり、ゼミの募集をみてすぐに参加を決めたという。

 16年春からゼミに参加している1期生は、六大学野球のリーグ戦の運営を体験しながら、スポーツビジネスの専門家のOBから、試合の放映権やプロ野球選手のセカンドキャリアといった幅広いテーマの講義を受けてきた。そのうえで六大学野球を活性化するための施策をゼミ生が調査・検討し、連盟の許可を得た企画がこの春季リーグから始まった。

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