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日本ペイントが卓球部創設、社員の一体感醸成へ

2017/5/20 6:30
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日本ペイントホールディングスが4月1日付で女子卓球部を創設した。世界選手権(5月29日開幕、ドイツ・デュッセルドルフ)の日本代表、加藤美優(18)を所属契約選手第1号に迎えた田堂哲志社長は「皆が応援することで、グループの一体感を醸成するシンボルとしたい」と力を込める。

自社体育館を改修、充実の練習環境

同社は2014年に持ち株会社制に移行し、海外事業で大きなウエートを占める中国にも多くのグループ社員が生まれることになった。そこで、社員を一つにまとめる媒介になればと目を付けたのが、中国のお家芸とも呼べる卓球。日本女子が団体銅メダルを獲得した昨夏のリオデジャネイロ五輪でチームスタッフを務めた三原孝博氏を監督に迎えて強化することにした。

契約選手第1号となった加藤(中)(左は田堂社長、右は三原監督)

契約選手第1号となった加藤(中)(左は田堂社長、右は三原監督)

大阪市北区の大阪事業所内の体育館を練習拠点に改修。床を国際大会で使用される素材にしたほか、気流に影響を与えない空調設備を導入し、公式戦のコートも3面取れるようにした。

世界ランキング32位で国際大会を転戦する加藤が利用する機会は限られるが「卓球の本場、中国でも有名な会社の充実した支援を受けられる。このチャンスを無駄にしないよう東京五輪でメダルを取りたい」。チームは選手を5人ほど増やし、来春からの日本リーグ参戦と19年の1部昇格を目指す。

今年4月のアジア選手権で優勝した平野美宇、リオ五輪団体銅メダルの伊藤美誠の「みうみま」コンビは加藤の1学年下。層の厚い日本女子の若手に割って入り、五輪を狙える世界レベルの選手を輩出していくのが将来の大目標で「ゆくゆくは日本の卓球界を盛り上げる存在になりたい」と田堂社長。大阪の地から世界へと羽ばたくニューヒロイン誕生へ――。夢は膨らむ。

(常広文太)

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