障害王者、骨折で休養 再びターフに雄姿を

2017/4/22 6:30
保存
共有
印刷
その他

日本で今、一番安心して単勝を買える馬かもしれない。中山競馬場で15日行われた第19回中山グランドジャンプ(芝4250メートル)。単勝1.3倍の圧倒的人気に応えて快勝し、重賞連勝を6に伸ばしたオジュウチョウサン(牡6、美浦・和田正一郎厩舎)である。

昨年は同レースと、暮れの大一番、中山大障害という障害の二大タイトルを含めて重賞4連勝。最優秀障害馬に選定された。今年も3月に阪神で重賞を勝って参戦。終始、4番手前後の好位置から最終周回の3コーナー付近で先頭に立ち、直線で2着馬の追撃を退けた。石神深一騎手(34、美浦)は「いつも(単勝)1倍台で期待されているが、緊張感に慣れてきた」と、馬への信頼を口にした。

平地は2歳時に2度走っただけ。3歳の秋に障害入りし、4歳時の一昨年は3勝したが、暮れの中山大障害は大差の6着だった。5歳の昨年に才能が開花。前寄りの位置でレースを運べるようになって頭角を現した。跳びは低めだが、減速せずに難度の高い中山の障害もこなすのが強みだ。

中山大障害が年に2度行われた時代には、バローネターフが通算5勝した例があるが、二大タイトル3勝は日本調教馬で初めて。まだ6歳でライバルも見当たらず、今後もタイトル量産と思ったら、好事魔多し。19日に右前脚の骨折が判明し、手術を受けることになった。早く回復して、ターフに雄姿が戻ってくる日を待ちたい。

(野元賢一)

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

競馬のコラム

電子版トップ



[PR]