小2から母が猛特訓 アイスホッケー中村亜実(中)
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中村亜実がアイスホッケーを始めたのは小学2年のときだ。2歳下の弟と一緒に地元・青森県八戸市のチームに入った。氷上を走り回るのは楽しかったが、「小学校時代は友達と遊んだ記憶があまりない」という。
母・厚子による特訓がその理由だ。チームの練習は午前5時からなのに、4時ごろにはスケートリンクにいた。照明のついていない暗がりの中、ひたすら滑った。「全体練習の前に母が『はい30周走りなさい』と。本当にスパル...
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