2018年7月22日(日)

次期iPhoneが「アップルペンシル」を採用する可能性

スタートアップ
2017/3/23 6:30
保存
共有
印刷
その他

VentureBeat

 米アップルは選択を迫られている。スタイラスペン「アップルペンシル」をタブレット端末「iPad」の上位機種である「同プロ」以外にも対応させるのだろうか。

 筆者は、そうすべきだと思う。

 アップルが2015年にアップルペンシルを披露した際、なぜこれをスマートフォン(スマホ)の「iPhone」はもちろん、「プロ」以外のiPadにも対応させないのかと疑問の声が上がった。

■好調な売り上げのために必要

アップルペンシルはiPadプロでのみ使える

アップルペンシルはiPadプロでのみ使える

 16年に「iPhone7」「同プラス」が発売された際には、なぜペンシル対応にしなかったのかと不思議がられた。

 アップルは目下、第3世代のiPadプロの発売を計画しているとされる。この10.5型の新しいiPadプロは、ペンシルに対応するとみるのが妥当だ。ただ、アップルは新型タブレットを発表後、ペンシル対応製品が拡大することを思い出したように付け足すのだろうか。さすがにそれはないだろう。

 いずれにしろ、アップルは9月に開催される次のiPhone発表会で、ペンシルをついにiPadプロ以外にも広げる可能性がある。はたしてそうなるだろうか。筆者はそうなると思う。発売10周年を記念したiPhoneにはOLED(有機EL)ディスプレーが採用されるだろう。ディスプレーの刷新と同時に、アップルペンシルのセンサーに対応し、筆圧や角度、配置を感知できる技術も導入される可能性がある。

 アップルのスマホ市場での最大のライバルは韓国サムスン電子だ。サムスンのスマホ「ギャラクシーノート」には数年前から、スタイラスペンとおしゃれで細長い収納ポケットが付いている。サムスンは今年、この機能を搭載したアンドロイド対応のクロームブック も発売した。これはタブレット端末としても使用できる。

 アップルはサムスンに続き、スマートなスタイラスペンを主力スマホに導入しなくてはならないとまでは思わない。では、そうすべきか。

 iPadの売り上げを見てほしい。クリスマス商戦を含み、アップルにとって最も重要な時期である(16年)10~12月期のiPadの売上高は前年同期比22%減、販売台数は19%減にとどまった。iPadの増収は既に途絶えており、四半期ベースで売上高が最高だったのは13年に遡る。一方、iPhoneはプラス成長を回復し、売上高と販売台数は共に過去最高を記録した。

 アップルは11年に音声アシスタント「シリ」をiPhoneでデビューさせた後、12年にはこれを当時最新の端末だったiPadに採用している。

 アップルがiPadプロ限定でペンシルを導入してから1年余り。ペンシルがまだ面白い存在である今のうちに、iPhone向けにペンシルを買いたいかを顧客に判断させるべきだろう。

By Jordan Novet

(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報