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松山ら20代がツアー席巻 熱きマスターズV争い
ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

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2017/3/23 6:30
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男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ・トーナメントが、約2週間後に迫る。おそらくそこで、我々は3つの現実を知ることになるだろう。

1つ目は、アーノルド・パーマーの不在だ。昨年9月、パーマーは87歳の誕生日を迎えた約2週間後に息を引き取った。これまでマスターズでは名誉スターターを務め、いわば大会のシンボルのようなところがあったが、彼を欠く今年の大会はこれまでとは違った景色になるのではないか。ゴルフ界そのものを明るく照らしていた彼の無邪気な笑顔が消え、彼の死が、否が応でも影を落とすことになる。

ウッズの衰え隠せず

2つ目は、史上最強の名声をほしいままに、長年に渡ってゴルフ界をリードして来たタイガー・ウッズの衰え。それが誰の目にも明らかになるに違いない。

もう体が持たない。今年1月、およそ1年5カ月ぶりにツアーに復帰して予選落ち。このときはまだ、往年の強さを彷彿とさせるショットもあったが、続くドバイでの大会では初日を終えた段階で、腰の故障を再発させると、以来、大会から遠ざかっている。結局、ここ数年は同じことの繰り返し。今回は1年以上も休んで万全を期したが、回復しなかった。現時点ではマスターズには出場の意向だが、一転して欠場を決めれば、彼の熱狂的なシンパでさえ、今後長く、ウッズがツアーの一線で活躍するというイメージを描けなくなるかもしれない。

3つ目は若手の台頭である。ウッズの凋落と対照的に、若手選手が百花繚乱の様相を呈している。

その若手がいま、そろって好調だ。2月下旬に米フロリダ州で行われた「ホンダ・クラシック」で優勝し、おそらく米国で最も人気のあるリッキー・ファウラー(米国、28)は「マスターズに向けて、準備はできている」と手応えを口にし、過去メジャー4勝のロリー・マキロイ(英国、27)は肋骨の骨折で出遅れていたが、世界選手権シリーズ、メキシコ選手権で7位に入ると、復調をアピール。先週末のアーノルド・パーマー招待では4位タイに終わったが、トップを伺うなど、勢いを取り戻しつつある。15年のマスターズを制したジョーダン・スピース(米国、23)も2月に行われた「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」で優勝し、昨年5月以来の勝利を挙げた。彼の長い友達のジャスティン・トーマス(米国、23)はさらに好調で、今季すでに3勝をマークしている。

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