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光る堅実な攻守 プエルトリコ、2大会連続決勝へ

2017/3/21 17:35
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両チーム一歩も譲らぬ白熱した展開は延長十一回、タイブレークまで持ち込まれた。無死一、二塁から始まる特別ルールは多少の失点を覚悟してもおかしくないが、プエルトリコは十回に投入して3者連続三振を奪ったディアスを続投。あくまで無失点に抑えることに集中していた。

犠打で1死二、三塁とされ、満塁策を選んだ。ここで守護神は初球から150キロを超す自慢の速球を力いっぱい投げ込んでおあつらえ向きの二ゴロ併殺。狙って奪った価値あるアウトに、プエルトリコのベンチがある三塁側は大興奮だ。無失点は最高の結果。この時点で半ば勝負は決まったようなものだった。

その裏の攻撃は5番モリーナの犠打で二、三塁とし、こちらも満塁になった。この好機に7番ロサリオが中堅へのライナー。少し浅めだったが、三塁走者は迷わずスタートを切って生還した。2大会連続の決勝進出を手繰り寄せ、選手全員が殊勲者のもとに駆け込んで喜んだ。

中盤以降は膠着した状態が続いていたが、初回には捕手のモリーナが走者を2度も刺すなど、チームは堅実な守備でピンチの芽を摘んでいった。要所で犠打や盗塁も決めた。オランダと明暗を分けたのは当たり前のことができたかどうか。ロドリゲス監督も「素晴らしい試合だった。基本に忠実なプレーができたのが勝因」と語る。

悲願の初優勝まであと一つ。ロドリゲス監督は「米国と日本どちらがきても準備はできている」と自信をのぞかせた。

(渡辺岳史)

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