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大日本住友製薬の株価が今年に入り、旧大日本製薬時代も含め約26年半ぶりの高値を付けた。2017年3月期の純利益は260億円と9年ぶりの過去最高を見込み、業績回復が評価されている。復活劇の伏線は、旧住友製薬出身の多田正世社長が自ら、10年以上前に仕込んでいた。
業績のけん引役は米国で販売する主力の抗精神病薬「ラツーダ」。既存薬に比べ効能が高く、肥満などの副作用も少ない特徴がある。今期は1300億円…
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