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京大・山西、競歩で東京五輪めざす 「金狙いたい」

選手層が充実の一途をたどる日本の陸上競歩界で、また一人有望な若手が現れた。京都大の山西利和。2月に神戸市内で行われた日本選手権20キロ競歩で3位に入り、3年後の東京五輪代表入りへ大きくアピールした。

日本選手権20キロでは自己記録を大幅に更新した(2月)=共同

2月19日に開かれた日本選手権20キロでは1時間19分3秒で3位。3連覇した高橋英輝(富士通)、2位に入った藤沢勇(ALSOK)のリオデジャネイロ五輪代表組に突き放されて「まだまだ差がある」と痛感したものの、それまでの自己記録を1分47秒も更新。今後への期待を抱かせた。

京都・堀川高入学後は中学時代に引き続いて長距離走に取り組んだ。同校では別途「サブ種目」もこなすのが習わしで、山西は競歩を選択。あくまで主眼は長距離走に置いていたが、よほど水が合ったのか、2年で出た全国高校総体5000メートル競歩で2位に入り、3年時に大会新記録で優勝。この年は世界ユース選手権1万メートル競歩で同種目日本勢初の優勝も果たし、すっかり力の入れどころが逆転した。

京大進学後も高校時代の恩師の船越康平顧問に歩型をチェックしてもらい、練習メニューづくりでは20キロ世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)やリオ五輪50キロ銅メダルの荒井広宙(自衛隊)らを指導した内田隆幸・小松短大監督に教えを請うている。

工学部物理工学科に在籍し、4月に4年生になる。卒業後の進路として、かつては競技から離れて大学院で研究に専念する考えもあったが、競技成績が上向く中で「目の前のチャンスをものにしたいと思うようになった」。今は実業団で競技を続け、東京五輪でメダルを獲得するのが目標。「どうせなら金を狙いたい」と内心秘めたものがある。

(合六謙二)

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