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阪神の熱き開幕ローテ争い 5番手は若手?ベテラン?

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2017/3/14 6:30
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阪神がオープン戦で5勝1敗1分け(13日現在)と好調を続けている。安定した戦いぶりを支えているのが、開幕ローテーション入りを巡って激しい争いを繰り広げる先発投手陣。就任2年目を迎えた金本知憲監督は今季も若手野手を積極的に登用する姿勢を打ち出しているが、シーズンに入ってからの攻撃力には未知数の部分がある。それだけに、先発4本柱に厚みを加える存在の台頭が欠かせない。

青柳は投球動作を修正、ロッテ戦で好投し先発ローテ入りをアピール=共同

青柳は投球動作を修正、ロッテ戦で好投し先発ローテ入りをアピール=共同

2年目、青柳が先発陣入り猛アピール

現時点で、開幕ローテ入りを確実にしているのは、3年連続の開幕投手を務めることが濃厚なメッセンジャー、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表に選ばれた藤浪晋太郎、37歳のベテラン能見篤史、3年目の昨季に初の2桁勝利をマークした左腕の岩貞祐太の4人。オープン戦では、先発5、6番手の座を争うライバルがそろって好投した。

9日のロッテ戦(甲子園)では、2年目の23歳、青柳晃洋が4回無安打無失点の好投で、開幕ローテ入りを猛アピールした。横手と下手の中間あたりから140キロ超の速球を投げ込む変速右腕は、制球難から球数が多くなる傾向があるのが短所。この日はバッターボックスの内側ぎりぎりに立つ角中勝也にこそ2四球を与えたが、テンポ良くゴロを打たせて49球で投げきり「相手が早打ちだったのもあるが、(ストライク)ゾーンで勝負できた。僕の課題だったので、それが一番の収穫」と充実感を漂わせた。

前回登板だった4日のWBC強化試合、オーストラリア代表戦(京セラドーム大阪)では「ファウルになっていた」という直球で空振りも奪い「真っすぐが前回と比べても良くなっている。このままいけばもっと上がってくると思う」と青柳。習得中のカーブにも「カウントを稼ぐ球として有効だった。シーズンを通して使っていける球にしたい」と手応えを得た。

開幕ローテ入りを確実にしているのは日本代表の藤浪ら4人だけ=共同

開幕ローテ入りを確実にしているのは日本代表の藤浪ら4人だけ=共同

投球動作の課題を克服、投球術に磨き

ただ、それ以上に自信を深める要素となったのは、キャンプから磨いてきた投球術が効力を発揮したことだろう。

ルーキーだった昨季は、プロ初登板初勝利を挙げた6月1日の楽天戦で5回を投げて4盗塁を許すなど、大きすぎる投球モーションが課題だった。今春の宜野座キャンプ(沖縄)では、セットポジションからのクイック投法を重点的に練習。9日のロッテ戦では、投球動作の始動から捕手到達まで1.2秒台ならば及第点とされる中で、1秒を切る高速クイック投法を披露した。

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