ヤマハなど音楽教室、JASRACに反論「法を拡大解釈」
[有料会員限定]
日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室からも著作権の使用料を徴収する方針を固めた。ヤマハ音楽振興会(東京・目黒)や河合楽器製作所など7企業・団体は「音楽教育を守る会」を結成し、訴訟も辞さない強い構えで対決姿勢を取っている。徴収方針の何が問題なのか。徴収開始で音楽教育はどうなってしまうのか。守る会の三木渡代表に聞いた。
教室は鑑賞する場ではない
――JASRACは音楽教室での指導や練習が「演奏権」に該当すると主張しています。
「著作権法...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り2861文字