Tに見えるテスラのロゴにマスク氏が込めた意味

2017/2/10 6:30
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VentureBeat

自動車メーカーのロゴは車と同じくらい、またはそれ以上になじみが持てるし、おそらくそうあるべきだ。したがって、ロゴのデザインはとても重要だ。

米電気自動車(EV)メーカー、テスラのロゴはもちろんありきたりではないが、一目見ただけでわかるほど単純でもないことが判明した。

テスラのロゴ(C)Shutterstock / betto rodrigues

テスラのロゴ(C)Shutterstock / betto rodrigues

■実はモーターの断面

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこのほど、自身のツイッターで、単に「T」を図案化しただけのように見えるこのロゴが、実は同社の製品を指していることを明らかにした。自動車ニュースサイトのモーター1が伝えた。

マスク氏はツイッターのフォロワーからの質問に対し、テスラのロゴはモーターの断面を表していると説明。「T」の部分はモーターのローターから突き出ている軸の一つで、Tの上にあるもう一本の線はステーター部分を表すと言おうとしたようだ。

「T」の上部が外側に向くようにしてテスラのロゴを円形に並べると、モーターの断面の複製になる(モーターの構造はさまざまなので単純化した説明と受け取ってほしい)。

この点では、テスラのロゴはマスク氏のもう一つのベンチャー企業、スペースXのロゴと同じだ。スペースXはロケットの設計や製造、各社との契約に基づくロケットの打ち上げを手掛けている。

マスク氏のツイートによると、スペースXのロゴの図案化された「X」はロケットの軌道を表している。

両社のロゴは米ニュージャージーのデザイン会社ROスタジオが手掛けた。

■他の会社のロゴも同じ

もっとも、テスラとスペースXのロゴに比べると、マスク氏の3つ目の主要ベンチャー企業のロゴは比較的単純だ。

ソーラーシティのロゴには、同社の太陽光パネルの動力源である太陽の絵が含まれている。

マスク氏は昨年、太陽光エネルギーとテスラの蓄電池事業には相乗効果が見込めるとして、テスラによるソーラーシティの買収を進めた。

これまでソーラーシティの過半数株はマスク氏と家族が所有していたが、テスラとは別会社だった。

独ベルリンのテスラディーラーに展示してあるテスラ「モデルS」のロゴ=ロイター

独ベルリンのテスラディーラーに展示してあるテスラ「モデルS」のロゴ=ロイター

ソーラーシティの買収は、マスク氏がテスラを単なる自動車メーカーにはとどまらない存在とみていることを改めて示している。

テスラはこのほど、社名をテスラモーターズからテスラに正式に変更した。

同社は昨年、約10年にわたる取り組みの末にドメイン名「テスラ・ドット・コム」の所有権を取得した。それ以降、同社のウェブサイトではこのドメインが使われている。

By Stephen Edelstein, Green Car Reports

(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)

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