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高校駅伝女子V立役者、粘り持ち味 なお伸びしろ

大阪薫英女学院高・高松智美ムセンビ

身長148センチの体が大きく見える走りで今季の都大路を盛り上げたのが、大阪薫英女学院高(大阪府摂津市)の高松智美ムセンビだ。日本陸上競技連盟が2020年東京五輪での活躍を期待して強化する「ダイヤモンドアスリート」にも認定されている16歳。高校最終学年を迎える今年、一層の飛躍を期す。

9人抜きの快走で、大阪薫英女学院高の優勝に貢献した高松(右、昨年12月)=共同

昨年12月の全国高校駅伝では2区を任され、9人抜きの力走でトップに躍り出た。10位でたすきを受け、中盤までに2位に浮上すると「ラストスパートをかけなかったら絶対に後悔する」とさらに奮起。残り1キロを切って首位に並ぶとギアを一段上げ、チームの2年ぶり2回目優勝の立役者となった。

01年長野マラソンの優勝者であるマクセルさんを父に持つケニア人ハーフで、米オレゴン州で武者修行中の望(のぞみ)ムセンビは2学年上の姉だ。161センチの姉も知る薫英女学院の安田功監督は「身体能力の高さを生かす姉とは異なり、精神力で走るタイプ。初めから限界に近いスピードで突っ込み、力を使い果たして苦しくなってから、粘ってもう一踏ん張りできるのが智美の最大の持ち味」と評する。

社会科教員である安田監督によると、どの教科も学年トップ級の成績で、定期試験の準備や教室の掃除でも手を抜かない。監督は「日常の生活態度がレースぶりに表れている。何事にも謙虚に努力できる子だから、まだまだ強くなる」と伸びしろに期待する。

今月25日にはクロスカントリー日本選手権(福岡市)のジュニア女子6キロに出場する予定で「いろんな挑戦をして自己ベストを1秒でも縮めたい」と高松。3000メートルを主戦場とするトラックシーズンを充実させ「世界で勝負する」目標に前進するつもりだ。

(常広文太)

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