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人気の白毛馬ブチコ引退 ゲート苦手 素質生かせず

白毛にぶち模様の入った外見でファンからの人気が高かったブチコ(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)が引退した。ダート戦で素質を開花させ、重賞での活躍も期待されたが、スタートの際、ゲート内でおとなしくできない癖が響き、現役を退いた。

白毛は競走馬の毛色としては珍しく、中央ではこれまで16頭しか出走したことがない。白毛馬も全身がほぼ真っ白なケースがほとんどで、ブチコのような模様の入った馬は極めてまれな存在だった。

同馬は2歳時の2014年10月25日に京都の芝の新馬戦でデビュー。当時からその見た目で話題を集めた。4戦目の15年1月10日に初勝利。初のダート戦で2着馬に8馬身差をつける圧勝だった。その後、最高のクラスであるオープンにまで出世。素質は確かだった。

ただ16年4月、地方・船橋競馬場での交流重賞のスタート時に、ゲートの前扉に突進して負傷。レースに出走できなくなった。続く6月のレースでも前扉の下をくぐり、ゲートの外へ。そのまま走り出して柵に激突した。

最後のレースとなった今月17日の雅ステークス(京都)でもスタート直前に前扉をくぐろうとした。今回はレースに出走できたが、度重なるトラブルから、開催日の競馬場で行うスタートの調教再審査を課されてしまった。

再審査に合格しなければ、その後のレースには出走できない。音無調教師は「再審査で馬にストレスをかけることにもなる。もう少し走らせたかったが仕方がない」と引退を決断した。

今後は生まれ故郷である北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬となる。自身の高い能力を伝えれば、重賞戦線で活躍する子供を送り出せそうだ。

(関根慶太郎)

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