2018年9月20日(木)

権力の側が作る「欽定憲法」の登場

憲法のトリセツ
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2017/1/18 6:30
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日本経済新聞 電子版
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 権力を縛るはずだった憲法が逆に国民を縛る役割を果たす場合もある。前回、そうした主客転倒に触れました。実はこれは古くて新しい問題なのです。そのきっかけになった欽定(きんてい)憲法について考えてみましょう。

■加藤弘之の先見

 のちに東京帝国大学の初代学長を務める加藤弘之の著書『立憲政体略』(1868年)は政治の仕組みを次の5つに分類しています。

 〈君主擅制〉君主天下を私有し(中略)生殺与奪の権ひとりそ…

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