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ランニング習慣、年末年始も保つための一工夫
ランニングインストラクター 斉藤太郎

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2016/12/29 6:30
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年末年始の慌ただしさの中で、ランニング習慣をしなやかにマネジメントすることが走力維持・向上の大切な要素です。特に1月末から2月上旬に目標レースを控えている方にとって、年末年始はレースのおおよそ2カ月~半月前の集中走り込み期間と重なります。スケジュールの折り合いをつけてゆったりと距離を踏むにはどうすればよいか。今回はそのアイデアを紹介させていただきます。

マラニック

出発地点からゴールまでのコースをあらかじめ定めて、ゆったりと走ったり歩いたりしてゴールを目指す練習方法です。途中、信号待ちやトイレ休憩、コンビニでのエネルギー補給など、立ち止まることもよしとして組み込んでください。むしろ、道中の観光名所に立ち寄ったり、たこ焼き屋などで軽食を取ったりと、ちょっとしたイベント気分を味わうのがマラニックの楽しみ方です。

1日を使って長時間、体を動かすため、気温に応じて必要なウエアや小銭、マップ、補給物を携帯することになります。ザックに入れて出発しましょう。1人で走る方もいますが、気の合う仲間たちと走ると話に花が咲くことでしょう。その際には一番走力の低い方に合わせて進むようにします。

次にマラニックのコースなどを説明します。

<ワンウエー>

先にゴール地点に荷物を保管し、電車でスタート地点まで移動するなどしてスタートします。過去にニッポンランナーズで行った例ですと、まずゴールの東京駅におのおの荷物を保管し、戸塚駅に集合。箱根駅伝の戸塚中継所から9区(戸塚→鶴見、23.2キロ)と10区(鶴見→大手町、23.1キロ)をつなげて走ったことがあります。

<大きな公園で走る>

今年は「山手線一周ラン」を試みた

今年は「山手線一周ラン」を試みた

周回コースを何周も回ったり、時間を決めて走り続けたりします。補給物などはレジャーシートやテントに保管し、途中で取れるようにします。その他の大きな荷物はコインロッカーなどを利用するとよいでしょう。

<健康ランド>

健康ランド(大浴場)の駐車場に車をとめて2~3時間のランニングでじっくりと汗を流します。ゴール後はもちろん、お風呂。そこからミニ懇親会へと続く流れもよいですね。忘年会、新年会のパターンにいかがでしょうか。走って汗を流してから懇親会へ。メーンイベントの前がランニングという形の懇親会・同窓会も面白いのではないでしょうか。

ニッポンランナーズでは12月の恒例行事としてマラニック(通称「突貫ラン」)を様々なコースで開催しています。今年は「山手線一周ラン」を実施しました。東京駅発着、道路で行くと約43キロのコースです。参加者30名が2つの設定ペースに分かれて進み、全員が完走しました。

帰省を利用

ふるさとに帰る方へ。故郷が自然に囲まれていたり、地形の変化に富んでいたりする場合は、ぜひランニングツールを持って帰省してください。実家に使い古しのランニングツールを保管しておくのもよいでしょう。たまにしか帰省しない方にとっては、帰る動機づけになるのではないでしょうか。いつものコースでないために距離がわからなければ、「1キロを5本」ではなく「5分間快調走を5本」などと距離を時間に置き換えるのも効果的です。

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