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畑岡や勝… 花の高3女子ゴルファー飛び立つ

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2017/1/2 6:30
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女子ゴルフはここ数年、アマチュア勢の活躍が目覚ましい。2014年、KKT杯バンテリン女子で勝みなみ(鹿児島高)が女子ツアー史上最年少の15歳293日で優勝。昨年の日本女子オープンは、畑岡奈紗(茨城・ルネサンス高)が17歳263日で国内メジャー初制覇を達成した。才能あふれる「花の高3グループ」は今春、高校を卒業。2020年東京五輪を目指し、ひとあし先にプロデビューした畑岡に続こうとしている。

NASAの夢は「五輪で金」

畑岡が相当な逸材であるのは間違いない。日本女子オープンでは、15年全米女子オープンを制した世界ランク3位の前年覇者、田仁智(チョン・インジ、韓国)ら並み居るプロをけちらし、日本の女子ゴルフの歴史を鮮やかに塗り替えた。

昨年10月10日にプロ転向を宣言し翌月の伊藤園レディース(千葉)でデビューすると、すんなり予選通過(結果は26位)。最大の目標に掲げた米ツアー最終予選会(11月30日~12月4日、フロリダ州)は初日3位発進、14位タイで難関を突破した。17年は世界の"猛女"らを相手に戦う。

日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームのメンバーだった畑岡はこれまで世界アマなどでメキシコ、ポルトガル、オーストラリア、韓国ほか10カ国以上でプレー。15、16年と世界ジュニアを連覇した。小学生の時に初めてサインをもらった宮里藍が憧れの選手だ。昨年4月のスウィンギングスカート・クラシック(カリフォルニア州)に米ツアー初出場(50位)し、米ツアーへの思いを募らせた。「いろんな国から、いろんな選手が集まって戦っているのが魅力」

畑岡はパワーがあり、負けじ魂も強い

畑岡はパワーがあり、負けじ魂も強い

幼い頃から家の中や外を駆けずり回り、ゴルフ場に勤める母・博美さんの影響で11歳からゴルフを始めた。小学6年で70台をマーク、茨城・岩間中では陸上の短距離選手だった。158センチと上背はないが足腰や体幹はがっちり、パワーがある。負けじ魂が強く、高1の14年夏、日本ジュニア選手権で勝みなみに逆転負けしたのをバネに練習やトレーニングに一段と熱がこもった。ドライバーの平均飛距離は250ヤード、4番ウッドでも220~230ヤードは飛ばす。

12年に中嶋常幸が開設したゴルフアカデミーの1期生で「奈紗はスイングの再現性が高い。瞬発力があるし、集中力も高い」と中嶋。「まだ道半ば。いろいろ勉強、経験して、アーノルド・パーマーのように誰からも好かれ、メジャーで優勝するプロになってもらいたい」とエールを送る。

畑岡は「ショットでガンガン攻めるゴルフ」が身上だ。半面、パットなどの小技は苦手だという。「世界で戦うにはまだまだ飛距離が足りない。あと15ヤードは伸ばしたい。ショートゲームも課題」

奈紗という名前は、父・仁一さんが1969年にアポロ11号で人類初の月面着陸を成功させた米航空宇宙局(NASA)にちなんでつけた。夢は東京五輪での金メダルと海外メジャータイトル獲得。「今年は米ツアーでシードを取って、できれば優勝を。5年以内にメジャー優勝、世界ランク1位が目標」。米ツアー開幕は1月下旬。輝かしい未来へ、日本期待のNASAロケットがいよいよ飛び立つ。

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