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スマホ版マリオ、4日で2500万ダウンロード達成

VentureBeat

ビデオゲームでは、ポケモンの「ピカチュウ」よりも人気のあるキャラクターは「ほとんど」いない。「ほとんど」というのは、マリオがいるからだ。

任天堂スマートフォン(スマホ)向けゲーム「スーパーマリオラン」の「iOS」端末でのダウンロード数が配信開始からわずか4日間で2500万件に達したことが、米調査会社センサータワーのまとめで明らかになった。過去最速での達成だ。7月に配信を開始したスマホゲーム「ポケモンGO」では11日かかった。このことは、年間売上高が366億ドルのモバイルゲーム業界における任天堂のブランド力を示している。

ポケモンGOの倍以上のペース

スーパーマリオランは15日に配信を開始。初日のダウンロード数は500万件、売り上げは約500万ドルに上った。現時点では米アップルの端末でしか配信されていないのに、こうした数字をたたき出したのは見事だ。米開発会社ナイアンティックが今年の夏にポケモンGOをリリースした際には、iOSとアンドロイドの両方で配信をスタートした。このため、ポケモンGOのダウンロード数が配信開始から11日で2500万件に達したというのは、複数のプラットフォームでの成果だった。もっとも、スーパーマリオランは世界中のiOS端末でリリースされたが、ポケモンGOは数カ国ずつ緩やかなペースで配信を開始した。

センサータワーはさらに、スーパーマリオランの配信開始から4日間の売上高が2100万ドル強に上ったとみている。数十万ドルの収入を見込める逐次課金システムを導入していないモバイルアプリとしては、素晴らしい数字だ。代わりに、マリオでは最初の3ステージは無料で遊べるものの、その後ゲームを進めるには1回限りだが10ドル(編集部注:日本では1200円)を支払わなくてはならない。今のところ、多くのプレーヤーが10ドルを払っているようだ。

スーパーマリオランがiOS市場で飽和状態になれば、任天堂は壁にぶち当たる可能性が高い。iPhone利用者のダウンロードをもはや望めなくなれば、もっと多くの人にお金を使わせるテコ入れ策が必要となるだろう。任天堂にしては珍しく、値下げという形をとるかもしれない。あるいは、最初に全てのコンテンツを買わなかった人などを対象に新たなコンテンツをリリースする可能性もある。

筆者はオリジナルの8ビットゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のように見せるスキンパックの発売を望んでいる。

もちろん、任天堂はアンドロイド端末向けにもスーパーマリオランを配信する予定だ。これにより、ダウンロード数と売上高はもう一度大きく増えるだろう。

By Jeff Grubb

(最新テクノロジーを扱う米国のオンラインメディア「ベンチャービート」から転載)

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