インタビュー

フォローする

体操・内村航平に聞く 「だから、僕はプロになる」

(3/3ページ)
2016/12/8 2:00
保存
共有
印刷
その他

――17年の世界選手権(モントリオール)は個人総合7連覇がかかる。リオ五輪で「オレグにはもう次やったら勝てない」と言っていたが。

今後もオールラウンダーとして勝負

「今後は勝ち負けよりも演技の内容や質にこだわっていきたい」と内村

「今後は勝ち負けよりも演技の内容や質にこだわっていきたい」と内村

「実は、リオが終わった直後は来年は1年間、オールラウンダーとしては休養しようかと考えた。でも月日がたつにつれ、ここまで6種目できてこそ体操と言ってきて、急にスペシャリストに転じるのは自分自身が許さないだろうなと気が変わった。ちゃんと一本筋の通った演技を6種目でつくって、オールラウンダーとして勝負していく。結果として代表選考会で負けるのなら、そのときはスペシャリストで生きる道を探ればいい」

――連覇はどこかで止まると思っている?

「そりゃ、止まりますよ。あの吉田沙保里さんでも負けたんだから。でも、負けることは怖くない。リオの個人総合決勝は負けたと思ったし、この演技で負けるならしょうがないという気持ちになれた自分自身も確認できた。そういうふうに割り切れたことで、連覇が続こうが途切れようが、僕は自分の演技を追求していけばいいんだといま思うことができる。今後は、勝ち負けよりも演技の内容とか質にこだわっていきたい。結果的にそういう考えの方が、勝ちにも近くなると思う」

――東京五輪までの4年間、どんな体操界になっていてほしいか。

「まだ男子と女子で種目の数や種類が違うことを知らない人も結構いる。『平均台はやるんですか』なんて聞かれたりするくらいだから。いまだに採点が10点満点だと思っている人も少なくないように感じるし、難しい技をやる人がすごい、くらいしか認知されていないんじゃないだろうか」

「プロになることで体操の露出を増やして、少しでも体操を知ってもらいたい。とても難しいけれど、日本伝統の美しい体操ってどういうことなのか、といったことをわかりやすく伝えたい。東京五輪までの4年間で注目されるし、本番で結果を残せばもっと体操もメジャーになれる。僕はそこまで頑張る。その先は(白井)健三たちに託します」

(聞き手は山口大介)

インタビューをMyニュースでまとめ読み
フォローする

  • 前へ
  • 1
  • 2
  • 3
保存
共有
印刷
その他

電子版トップスポーツトップ

インタビュー 一覧

フォローする
男子W杯アジア2次予選でカタールに勝利し、W杯出場を決め喜ぶ日本代表=共同共同

 長く世界の高い壁に阻まれてきたバスケットボール男子日本代表の2020年東京五輪出場が決まった。今年8月末に開幕するワールドカップ(W杯)のアジア予選を21年ぶりに突破。国際競争力を示し、開催国枠で4 …続き (3/31)

韓国戦でも八村(左)らがコートに入っただけで「雰囲気が変わった」と東野委員長=共同共同

 長らく五輪の舞台から遠ざかるバスケットボール男子の日本代表。29日から始まる2019年ワールドカップ(W杯)アジア1次予選の2試合で連勝しないと、20年東京五輪の開催国枠での出場も怪しくなる。ここま …続き (2018/6/26)

穏やかな表情で質問に答える桃田

 5月に開かれたバドミントンの国・地域別対抗戦、男子トマス杯。シングルスで6戦全勝し、日本の準優勝に大きく貢献した桃田賢斗(NTT東日本)が日本経済新聞の取材に応じた。7月、3年ぶりに出場する世界選手 …続き (2018/6/5)

ハイライト・スポーツ

[PR]