収納の奥の手 力技でスペースを生む便利グッズ6選

工夫して収納場所を作ったが、もうスペースが限界……。こんな人にもまだ「最後の手段」はある。何かの「上」「下」「横」といった、完全にデッドスペースと思われていた空間の余白に、力技で収納スペースを生み出す方法だ。優れものの収納グッズ6アイテムを紹介していく。
まず、何かの「下」の空きスペースを有効活用するグッズ。机の下のちょっとした空間に、新聞や雑誌などを収納できる「Bew<ベウ>テーブルラック」やつり戸棚下の空間を活用した「ウチフィット キッチンペーパーハンガー」などが該当する。いずれも、これまでは机やキッチンを占拠していたモノたちに「定位置」を与える便利グッズ。
「上」を有効活用するグッズもある。PCのディスプレイの上に取り付けると小物置きになる「ディスプレイボード」、シンク上を有効利用した「折り畳み水切りラック プレート」は、いずれもデッドスペースを生かしたワザありグッズ。
何かの「横」に収納スペースを生み出すのは、マグネット付きのグッズだ。冷蔵庫の側面に設置する「マグネット冷蔵庫サイドラック プレート」は、ラップやアルミホイルから、キッチン用品、ふきんまでを一手に引き受ける。
6商品いずれも、面倒な組み立てや工具はほぼ不要。今すぐ取り入れられる「速効グッズ」を、デッドスペースを収納スペースに生まれ変わらせる切り札にしてほしい。
液晶ディスプレイ上に広大なスペース

実勢価格3060円(税込み)

オフィスの究極のデッドスペースであるPCのディスプレイの上。ここに小物を置く広大な棚板をつくり出せる。前方をディスプレイに載せ、後方からアームで支えるため、ネジなども不要で、設置は簡単。文具などでデスクが散らからないうえ、手を伸ばせばサッと取れる点は魅力だ。オフィスの間仕切り用の板などにも設置できる。
新聞や雑誌をテーブル下の空きスペースにさりげなく収納

実勢価格2160円(税込み)

読みかけの雑誌や書類などを、テーブルに積み重ねてしまう。そんなあしき習慣を断ちたいなら、テーブル下に設置できるラックがお薦め。新聞の四つ折りサイズが入る。メラミン焼き付け塗装の頑丈な鉄製のワイヤで、耐荷重は3kgまで。
水切り用にも調理台にも活躍、使用後は巻いてコンパクトに

実勢価格3240円(税込み)

省スペースに最適な、折りたためる食器などの水切り。シンク上に渡せば、キッチンの補助台にもなる。バーをつなぐ両端のキャップがシリコン樹脂製で、滑りにくい構造。Lサイズ(幅58cm)の他、Sサイズ(同42cm)もある。
キッチンペーパーをつり戸棚の下に、ワザあり収納

実勢価格2940円(税込み)

キッチンで意外に置き場に困るキッチンペーパー。すっきり収納するために考えられたのが、つり戸棚下につり下げて設置するこの商品だ。金属製なので、マグネット式のタイマーなども張り付け可能。棚板には、繰り返し使用できる粘着シートで取り付けられる。
ドア裏がハンガー掛けに変身雨天の室内干しにも重宝する

実勢価格1295円(税込み)

ドアの上に引っ掛ければ、衣類ハンガーを最大6本まで掛けられるフック。引っ掛ける部分があるためハンガーが片寄らず、間隔は狭いが室内干しにも使える。帰宅後に上着などをサッと掛けられるのも便利だ。先端部分は滑りにくい素材で、帽子やバッグなども掛けやすかった。
冷蔵庫側面にマグネットでピタリ、細かなキッチン小物を一括管理

実勢価格2747円(税込み)

キッチン用品や調理道具、キッチンペーパー、ふきんなど、台所回りの小物を、冷蔵庫側面に集約できるスチール製のラック。上段と下段をネジ留めし、接地面全体に付いたマグネットでしっかり取り付けられる。耐荷重は約4kg。必要な小物がワンアクションで出して戻せるので、散らかり防止になる。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディ2017年1月号の記事を再構成]
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