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ジョセフ新体制で4連戦 日本代表の成果と課題

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2016/12/2 6:30
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ラグビー日本代表がジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)就任後、最初の試合となる11月のテストマッチ4連戦を終えた。1勝3敗だったこの4戦で得た成果や課題を振り返ってみたい。

特に意義があったのは、自分たちの目指す戦い方を徹底し、新しいスタイルをある程度示せたことだ。キックを多く使い、「アンストラクチャー」と呼ばれる陣形が乱れた状況をつくり出すスタイルである。

キックの正確性や空中戦、期待以上

エディー・ジョーンズ前HCのときも「状況に応じて蹴ってもいい」とはいわれていたが、ボールを保持し続ける形が基本だった。2019年のワールドカップ(W杯)日本大会を目指し、新しい戦術にチャレンジすることは必要だ。

事前の準備期間は10日ほどしかなかった。初戦のアルゼンチン戦に20-54で敗れたときはどうなることかと心配もしたが、4試合を通して見ると、比較的うまく戦えたといえる。

欧州に遠征していった第2戦のジョージア戦では白星を挙げ、続くウェールズとの試合でも3点差の接戦に持ち込めたのは、戦術が機能したからだ。カギとなるキックの正確性や、高いボールを競り合う空中戦も期待以上だった。

共同主将を務めた堀江翔太(パナソニック)、立川理道(クボタ)ら昨年のW杯のメンバーが安定感のあるプレーを見せたことに加え、代表デビューを果たした16選手の中にも力を発揮したメンバーが多かったのもポジティブなところ。

ロックの梶川喬介(東芝)はパワーの向上は必要だが献身的なプレーを続けていた。マルジーン・イラウア(東芝)やアニセ・サムエラ(キヤノン)という海外出身のFWもあまり当たり負けなかった。

7人制日本代表としてリオデジャネイロ五輪に出場したWTBレメキ・ロマノラバ(ホンダ)は最後まで走りきるスピードとタックル力が光った。CTBティモシー・ラファエレ(コカ・コーラ)も、キックを多用する今のラグビーには合っている。伊藤平一郎らトップリーグで首位を走るヤマハ発動機から多く入った選手もまずまずのプレーを見せた。

一方で、若さが悪い方に出てしまったのが、勝利を取りこぼしたウェールズ戦の終盤。同点の勝負どころで、日本は経験の少ない選手にミスが相次いだ。テストマッチの厳しさだろう。

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