2019年2月23日(土)

スペシャル

フォローする

パッキャオが原宿にジム 「まだまだ旅続ける」
来春オープン

2016/11/25 18:52
保存
共有
印刷
その他

ボクシングの主要4団体で6階級制覇を果たしているマニー・パッキャオ(フィリピン)が25日、東京・原宿にジムを来春オープンすると発表した。引退を撤回してリングに舞い戻ったフィリピンの英雄は、世界王座にも返り咲いたばかり。来月には38歳になるが、「ボクシングは私の情熱。まだまだ旅を続ける」と第2章の幕開けを宣言した。

東京・原宿に来春ジムをオープンすると発表したパッキャオ(中央)

東京・原宿に来春ジムをオープンすると発表したパッキャオ(中央)

以前から交流があるという県祥浩氏とライセンス契約を結び、ジムを開くことになった。場所は若者でにぎわう原宿の竹下通りのすぐそば。プロボクサーを育成できる日本プロボクシング協会の加盟ジムではなく、アマチュアや一般愛好者を対象にしたフィットネスジムとして運営する。来春のオープンを待つ施設内で記者会見したパッキャオは、「若者がたくさんいる街のようだし、ボクシングはとてもいいエクササイズになる。新たな才能を見つけ出したり、私自身の持っているノウハウも享受したりしたい」と語った。

来日した前日24日は自民党本部を訪れて国会議員らと交流。この日もすっかり実業家の顔だったが、今月5日には米国ラスベガスで7カ月ぶりの復帰戦を戦い、世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級王座に返り咲いた。「いいパフォーマンスだったと思う。上院議員として世界チャンピオンになるという別の歴史をつくることができてうれしい」。10歳下の王者、ジェシー・バルガス(米国)からダウンを奪っての快勝は、全盛期に比べるとさすがに迫力は落ちたものの、まだまだ世界トップの実力の持ち主であることも証明してみせた。

4月のティモシー・ブラッドリー戦(米国)に勝利し一度はグローブを壁につるした。5月には母国の上院議員に当選。政治活動に専念してきたが、「引退後の数カ月というのは心の中で寂しさがあった。自分の愛しているスポーツだし、肉体面では問題なかったので7月にはカムバックすると決めた」と現役復帰に至った理由を語った。ジムワークは8月から再開したが、それまでもバスケットボールをプレーしていて体はそれほどなまっていなかったという。

井上(左)にフックの打ち方をアドバイスする

井上(左)にフックの打ち方をアドバイスする

この日の会見には日本のボクサーも駆けつけた。来月30日に防衛戦を控えるWBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)には「もっと肘を上げた方がいい」とフックの打ち方を直接指導。フライ級に始まり、約20キロ重いスーパーウエルター級まで制した肉体改造やコンディション調整についても「肉を一日3回食べた」「水を5分おきに飲む」など一端を披露した。30歳を過ぎて今年プロに転向したロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)には「確かに遅いかもしれないが、やると決めた以上は、年齢よりもどうやって強くなっていくかだけ考えるべきだ。体もメンタルも怠けず、規律を持って日々過ごすことだ」とエールを送った。

次戦は「上院議員としての活動がない」来年4月か5月に予定しているという。テレンス・クロフォード(米国)やワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)ら次世代スター候補の世界王者との対戦が取り沙汰されるなか、復帰戦のリングサイドに昨年5月に「世紀の対決」として世界中の注目を集めた好敵手フロイド・メイウェザー(米国)を招待したのも話題を呼んだ。

「まだメイウェザー陣営とは交渉もしていないし、次の対戦相手も決まっていない。(昨年9月の試合を最後に引退した)彼もカムバックすれば再戦の可能性はあるかもしれない」とパッキャオ。最後は「やるとなれば勝つ自信はある」とにやりと笑った。

「スポーツ」のツイッターアカウントを開設しました。

スペシャルをMyニュースでまとめ読み
フォローする

保存
共有
印刷
その他

ボクシングのコラム

電子版トップスポーツトップ

スペシャル 一覧

フォローする
万能ファイターのジョンソン(左)がどんな戦いを見せるか楽しみだ

 2018年大みそかのフロイド・メイウェザーと那須川天心の対戦が話題になった格闘技界。3月31日にはアジアで急成長する大会「ONEチャンピオンシップ」が東京・両国国技館を舞台に日本で初開催される。注目 …続き (1/29)

パッキャオにはリングに上がり続ける理由があるようだ=ロイターロイター

 ボクシングの世界主要4団体で6階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオ(フィリピン)が1月19日、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナで2019年最初の試合に臨む。相手は世界4階級制 …続き (1/13)

ロッキー・フィールディング(右)を攻め立てるサウル・アルバレス。ボディー攻撃が有効だった=APAP

 “カネロ”のニューヨーク・デビューは期待通りの圧勝劇だった。12月15日、マディソン・スクエア・ガーデンで行われた世界ボクシング協会(WBA)スーパーミドル級タイトル戦で、今戦では挑戦者の形になった …続き (2018/12/17)

ハイライト・スポーツ

[PR]