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高校屈指の左腕・寺島、ヤクルトへ 2桁勝利狙う

最速150キロの速球で今夏の甲子園を沸かせた履正社高(大阪)の寺島成輝投手が、先月のドラフト会議でヤクルトから1位指名を受けた。「どこでもいいので、1位にかかってほしいと思っていた」。そうはにかんだ左腕は「2桁勝利を目指したい」とルーキーイヤーからの活躍を誓う。

ドラフトでヤクルトから1位指名されてポーズをとる寺島=共同

高校ナンバーワン左腕との呼び声も高く、優勝候補と目された甲子園では常総学院(茨城)に敗れて3回戦止まり。だが、身長183センチ、体重88キロの恵まれた体格から繰り出す直球はスカウト陣から注目を浴びた。「僕が今まで見てきた投手の中で、全てにおいてナンバーワン。高い感性を持っていて打者との駆け引きもできる。非常に頭のよい子」と履正社の岡田龍生監督。「200勝以上はして、プロ野球界を代表する投手になってほしい」と教え子の将来に大きな期待をかける。

数々のプロ野球選手を輩出してきた同校。その代表格は今季、史上初の2年連続トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁以上)を達成したヤクルトの山田哲人だ。同じく高卒ドラフト1位だった大先輩に憧れる寺島は「雲の上のような方。山田さんはすごく素直な心を持っていたと聞いている。僕も何事にもまず素直に取り組みたい」と同僚になる日を待ち望む。

今季のヤクルトのチーム防御率は、12球団ワーストの4.73。規定投球回に達したのは右腕の小川泰弘のみで、18歳の大型左腕が1年目から先発ローテーションに割って入る可能性は十分にある。球速よりも、相手打者が「速い」と認める球を投げることを重視する寺島。自慢の速球のキレを磨き、チャンスをつかめるか。山田に続く成功物語を描くための第1章が始まる。

(常広文太)

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