株続伸30円高、トランプ・ラリーも痛む個人の懐
証券部 菊地毅
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投資家の疑心暗鬼を映し出すような相場だった。11日の東京市場で日経平均株価は朝方に一時277円高まで急騰した後、大引け間際に10円安を付けた。米大統領選を受けた株買い・債券売りの「トランプ・ラリー」も、週末で目先の利益を確定する売りに押されたためだ。投資家の動きをつぶさに見ると、懐具合は潤うどころか、痛んでいる可能性が高い。
日経平均の終値は前日比30円37銭(0.18%)高の1万7374円79銭...
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