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三井不動産が大会初の連覇 ゴルフ日経カップ

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2016/11/3 3:30
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ゴルフの第5回「日経カップ 企業対抗選手権2016」(主催=日本経済新聞社、協賛=大和証券グループ、ヤマハ、ニコンイメージングジャパン、ニコンビジョン、メルセデス・ベンツ日本、ダンロップスポーツ)の決勝大会は10月8日、茨城県つくばみらい市の筑波カントリークラブ(7012ヤード、パー72)で行われ、39社(1チーム4人)が熱戦を繰り広げた。団体戦は三井不動産が大会初の連覇を達成した。個人戦は東日本旅客鉄道の川島好晴が通算2オーバーの74で回り、初優勝を果たした。(敬称略)

日経カップ団体戦で優勝した三井不動産チーム

日経カップ団体戦で優勝した三井不動産チーム

昨年、パープレーで回り、第1回大会に続く2度目の個人戦優勝を果たした青木重人には、団体戦連覇への明確なイメージがあったという。

自分が同じスコアを出し、上位2人が80ならばチームスコアは232。過去4年の優勝チームでこの数字を上回ったのは2014年のプルデンシャル生命保険だけだ。前夜はうなぎで精を付けつつ、「最後まであきらめずプレーしよう」と誓い合ってもいた。

ただ、その青木の意欲が空回りする。インスタートの11番から2連続ボギー。15番(パー3)ではティーショットを5メートルに付けながら4パットをたたいてしまった。「普段のプレーでもここまでひどくはない。パットが悪いからショットも曲がるという悪循環。72という数字がプレッシャーだったかな」

粘りと集中 仲間信じて

大黒柱がまさかの伸び悩みとなったが、これで1組前だった昨年の優勝メンバー、斎藤裕の気持ちが引き締まった。「前年は青木が引っ張ってくれて勝てた。今年はみんなの力で優勝を勝ち取らないと」。恩を返すのはこの機会とばかりに気合を入れ直した。

インの前半はパットで力み、強めに打ってのオーバーが目立ったが、後半はカップにちょうど届く程度の強さに調整。これがはまった。

1番から7連続でパーを拾い、そのうち6ホールが"寄せワン"。「とにかく気持ちを切らさずにと必死だった。1パットが6回。よく粘れました」。エースの不調は自分が補うという前向きな気持ちで集中力を高め、青木と同じ79でホールアウトした。

勝利の立役者となったのは相良孝介だ。「筑波CCは簡単にダブルボギーを打ってしまう難しいコース。ボギーでもいいという気持ちで回った」。バーディー狙いの山っ気とは無縁だった。

青木の結果にもこちらは慌てず騒がず。目の前の一打だけを考えて「粘ろう」と自らに言い聞かせていた。入れて当然、外せばがっくりという1.5メートルほどのパットをここ一番で決め、チームトップの76とした。

今年初めて出場した30歳の吉田輝は84と本領を発揮できなかった。目標とするスコアには遠くても「1打でもいいスコアで、という気持ちだけだった」。吉田の胸の内にあったのもまた「粘り」の2文字である。

「勝っちゃったよ。連覇だよ」。各チームの成績表が並ぶボードの前で喜びの声をあげたのは、主将の金子勲だった。相良はアウトスタートの最終組。もしあと1打でも落とそうものなら、3番手までの選手のスコアが本間ゴルフと並び、4番手の成績で競り負けていた。各チームの力が接近する中での薄氷の2連覇達成。「勝っちゃった」にはハラハラ、喜び、安堵といった気持ちがぎっしりと詰まっていた。

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