政府統計、こぼれる若者消費
捉えきれぬ新分野
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ネットやスマートフォン(スマホ)の普及を通じ、モノからコトへの転換が広がりつつある若者の消費。異質の消費形態が生まれるとの期待が膨らむ半面、その実態を捉えるための政府統計は遅れている。
若者の消費実態を知る統計としては「家計調査」や「全国消費実態調査」(ともに総務省)が代表的だ。ただ、統計上の制約から、「ものさし」としての機能はまだまだ不十分だとの指摘が多い。
家計調査では年齢階級別や性別、世帯の...
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