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野球独立リーグに和歌山参入 リーグと地域 活性化

関西の野球独立リーグ「ベースボール・ファースト・リーグ」(BFL)に来春から、和歌山ファイティングバーズが参入する。田辺市に本拠を置く新球団は、リーグ活性化のカンフル剤になることを期待されている。

BFLは2014年の発足時から兵庫ブルーサンダーズ(兵庫県三田市)、06BULLS(大阪府東大阪市)、姫路Go To World(兵庫県姫路市)の3球団で公式戦を戦ってきた。だが、1試合平均の観客動員は約100人。苦境に立たされ、リーグの活況につながるチーム数の増加が望まれていた。

設立記者会見する和歌山ファイティングバーズの役員ら(6月)

昨年8月、兵庫球団が田辺市で試合をしたことが転機となった。戦力強化へ韓国、台湾などからの選手獲得にも力を入れたいBFLにとって関西国際空港から近い立地は魅力的。同球団代表でBFL理事の高下沢(こうげ・たく)さんが「ここで新球団をつくれないか」と地元経営者らに相談すると「若者不足に悩む紀南地域に元気を与える1つのきっかけになれば」と呼応。球団を運営するNPO法人が設立されて10社ほどのスポンサーが集まり、今年4月に球団が発足した。

10月末までに監督を選び、11月5日からのトライアウトを経て、選手25人でチームは始動する。選手は寮に無償で宿泊でき、野球道具や食材も支給されるが、報酬はなし。プロ野球(NPB)の狭き門を目指す若者は地元の飲食店などでアルバイトをしながら夢を追いかけることになる。

新球団の理事にも就いた高下さんは「身近な選手の活躍を子供たちに生で見てもらい、野球離れを食い止めることにも貢献したい」。地域に定着し、支えられる球団になるために、まずは存在を知ってもらうのが第一歩となる。

(常広文太)

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