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ラグビー日本代表 強くなるため「もっと組織化を」
ジェイミー・ジョセフ新HCに聞く

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2016/10/6 6:30
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 ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチ(HC)が取材に応じ、目指すラグビーについて「日本の強みを生かし、そこに組織化されたものを加えたい」などと語った。今夏まで率いたハイランダーズ(ニュージーランド)の戦術を一部導入する考えを示した。新HCの日本代表強化策とは。

指導者としての哲学は「まずコーチ、選手の仕事は何かを洗い出す」とラグビー日本代表のジョセフHC

指導者としての哲学は「まずコーチ、選手の仕事は何かを洗い出す」とラグビー日本代表のジョセフHC

 ――あなたのコーチングの哲学は。

 「フィールドの内外での選手との調和を大事にしてきた。選手一人ひとりに求められる仕事を明らかにし、選手が学ぶ能力を高められる環境をつくりたい。一生懸命頑張るときと、そうじゃないときのバランスを保ってあげることも大事だと考えている」

 「日本でも同じやり方が機能するかは分からないが、ラグビーという共通の文化があるので大丈夫ではないかと思っている。まずコーチの仕事は何か、選手の仕事は何かを洗い出す。コーチのグループと選手のグループが互いの仕事を理解しあえれば、うまく機能していく。そこをきちんと確立するのが私の仕事だ」

陣形乱れても、もっとスピードやスキルを

 ――今夏まで指揮したハイランダーズを昨年、スーパーラグビー初優勝に導いた。

 「ハイランダーズでは選手とコーチの役割を明確にし、各選手に役割と責任を与えていた。例えばある選手にはフィールド外での選手の振る舞いを考える責任を与えるなどだ」

マイケルは11月の日本代表メンバーから外れたが若手育成のいい機会でもある=共同

マイケルは11月の日本代表メンバーから外れたが若手育成のいい機会でもある=共同

 ――ハイランダーズはアンストラクチャー(陣形が乱れた状態)からの攻守が非常に整理されていた。

 「見た目はアンストラクチャーだが、実は非常に組織化されていた。各選手の仕事やルールは決まっている。コーチと選手の仕事、そのうえで培われるスキルとが全部で1つになることが大事」

 ――日本代表ではどのようなラグビーを目指すのか。

 「日本の強みを出し、そこにもっと組織化されたものを加えたい。カウンターやキック後の追走、ターンオーバー(攻守交代)などのアンストラクチャーのことだが、うまくはまるかどうかを見定めているところだ」

 「アルゼンチンのような体の大きい相手は日本に対して、スクラム、ラインアウトというセットプレーでプレッシャーを掛けてくる。だから、勝つためには、日本の選手にスピードやスキルをアンストラクチャーの中でも発揮させるようにしなければいけない」

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