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日本、復活証明の「銅」 華麗なリフト連発

2016/8/20 14:36
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演技終盤、勇ましく鳴り響く和太鼓の音に合わせて生き生きと舞う日本の8人に、スタンドから手拍子が送られた。日本神話の「天照大神」の世界を演じたチームFR。日本の演技が地元ブラジル人たちのハートをがっちりとつかんだ。

チームフリールーティンでの日本の演技=写真 柏原敬樹

チームフリールーティンでの日本の演技=写真 柏原敬樹

水中で組んだ土台からジャンパーが舞うシンクロの華「リフト」を、畳みかけるように繰り出した。逆立ちのまま舞って空中で2回転半ひねるアクロバティックなリフトがこの演目の最大の見せ場だ。ジャンパーの中村が「日本のオリジナルだと思う」と誇る離れ技を見事に成功させると、スタンドが大いに沸いた。

演技冒頭の後ろ宙返りは滞空時間の長さも、空中姿勢の美しさも申し分なし。土台の上で逆立ちのまま数秒間、ためをつくって静止した場面でも観客を魅了した。

「日本はリフトが不得意というレッテルを貼られてきたので、イメージを変えたかった」と井村雅代ヘッドコーチ。昨年からリフトの強化へ、体操元日本代表監督の立花泰則氏の指導を受け始めた。「ひねる時に肩甲骨を引くだけで回転数が上がるとか、知らなかったコツを教わって回るようになった」と中村。土台の中心を担う吉田と陸上でもリフト動作を繰り返し練習し、精度を上げてきた。

この新たな挑戦がはまり、FRを得意とするライバルのウクライナよりも高得点をたたき出した。「みんなに注目してもらえるジャンパーをまっとうできて、本当にうれしかった」と中村。井村コーチの強烈な個性に隠れがちだった選手たちが、大舞台での経験を重ねていくうちに、個としての輝きを放ち始めた。

(田村城)

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