2019年5月24日(金)

財布に優しい「ポケモンGO」世代超え人気

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2016/8/19 6:30
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スマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」が国内配信されてから、まもなく1カ月。熱狂は沈静化しつつあるが、老若男女問わずスマホ片手に街中でポケモンを探す様子は日常の風景になってきた。スポンサー企業を募り、ゲームの中でさりげなくアピールする新しい広告手法も評判は上々。有料くじ引き式の「ガチャ」に頼りがちな日本のスマホゲームに一石を投じそうだ。

18日午前11時、東京・北千住駅前の喫茶店で53歳の事務機器営業マンが熱心にポケモンを探していた。「中学生の娘に誘われて3日前からゲームを始めた。お金がかからないのに面白いね。営業中にスマホの電池が切れてしまわないか心配だけど」――。

世代を超えた人気となっているポケモンGOの特徴は、この課金要素の薄さだ。ポケモンを引き寄せる「ルアーモジュール」や経験値を引き上げる「しあわせタマゴ」といったアイテムを購入しなくても十分に楽しめる。有料の「ガチャ」で希少なキャラクターやアイテムを引き当てなければゲーム進行が遅れたり、対戦で不利になったりする日本のスマホゲームとは一線を画す。

ポケモンGOは利用者の負担を軽くする一方、「スポンサード・ロケーション」と呼ぶ広告で稼ぐ仕掛けも用意する。提携企業(広告主)が現実の世界に持つ店舗にユーザーを送客し、その見返りに運営会社の米ナイアンティックは提携企業からスポンサー料(広告料)を受け取る。

第1号案件は日本マクドナルドホールディングス。全国約2900店を「ポケストップ」などに設定した。ポケストップにユーザーが立ち寄ると無料でアイテムがもらえる仕組みだ。取り組みが奏功し、7月の既存店売上高は前年同月比で26.6%増えた。

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