リーマンの損失、太陽光銘柄で回復

2016/8/22 5:40
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 「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
 今回はみっちーさん(35) エネルギー関連企業で勤務。頻繁に国内出張に行くためマイルが豊富にある

■2008年~

周囲で株式投資をしている人が多かったため、自分もやってみようと思い立つ。富士電機など電気機器メーカーをいくつか買った。投資を始めて半年くらいでリーマン・ショックが発生。持ち株の価値は半分になってしまい落ち込む。しばらく保有したが、含み損に耐えられずすべて売却した。50万円超を投じて30万円以上の損失を出してしまった。

■11年~

オリンパスが粉飾決算事件によって暴落。のちに上場廃止となったエルピーダメモリも業績悪化で株価が下がって損失を出した。投資ではいい思い出がないが、学生時代の彼女と再会し再び交際を開始。14年に結婚した。

■12年~

太陽光発電に関連する銘柄に目を付けてコツコツ買った。再生可能エネルギー買い取り制度が開始されたため、こうした株に恩恵があると踏んだ。勤務する業界に近く、太陽光発電の需要の波は来ると実感していた。

買った銘柄の1つが光学フィルター大手のフジプレアム。「農地向けの太陽光発電システムの開発」などのニュースに反応し、200円台だった株価は500円くらいに上昇した。いい感じに上がったところで利益を確定。数年かけてリーマン後の損失を取り戻せた。

■13~16年

ソニーを持ち続ける。エレクトロニクス部門の回復で、株価は持ち直していった。16年は熊本地震の影響もあったが、業績は好調で8月になって年初来高値を付けた。1000円で買った株価は今は3倍超になっている。そのうち利益を確定させたい。

しばらくは手元の100万円の範囲内で投資を続けていく。仕事が忙しく、頻繁に売買はできそうにない。15年に東京都内で築37年の中古マンションを買ってリフォームした。その住宅ローンの返済が気がかりだ。

[日経ヴェリタス2016年8月14日付]

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