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水際でテロ防ぐ「目」 NECの顔認証システム

リオデジャネイロ五輪の期間中とその前後にブラジルへの旅行者は40万~50万人にのぼると予想される。空の玄関はリオ国際空港とサンパウロ国際空港だ。両空港では職員が入国者に目を光らせている。

NECのシステムは米でも採用(写真はイメージ)

税関施設は密輸を防ぐだけでなく、爆発物や化学兵器の持ち込みを水際で食い止めるテロ対策の最前線でもある。不審人物が入国を試みれば、呼び止めて荷物を厳しく改める。

両空港の税関職員が頼りにしているのが、リオ五輪に間に合うよう今春に稼働したNECの顔認証システムだ。犯罪歴を持つ者など要注意人物の顔写真をデータベースに登録し、監視カメラがとらえた入国者の顔と目・鼻・口などの特徴が一致すれば警報を出す。

NEC中南米グループの水口直人マネージャーは、「米国が3回実施した顔認証のテストで、いずれも競合製品を抑えて精度と処理速度がダントツだった」と強調する。0.3秒で160万人分の顔画像と照合できるスピード性能を記録した。米国では広くNECの顔認証技術が採用されており、6月にはニューヨークのジョン・エフ・ケネディ空港の入国審査場でシステムを本格稼働させた。

リオ五輪の大会期間中は、日本代表選手が開く記者会見場にも顔認証システムを提供し、記者は「顔パス」で入場できるようになる。NECが見据えるのは、4年後の東京五輪。受注に向けリオ五輪は実績作りの機会となる。=おわり

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